門限の9時

ここに無い魔法 帰りの電車

いつかまたね交点の先で

私は、何者でもない。




高校3年のクラスメイトが、小説家になった。
聞けば、あの国民的小説家がデビューを掴んだコンテストで大賞を受賞し、デビューという運びになったという。
その知らせは、本人から、高校3年のクラスLINEで聞いた。

このクラスLINEが最後に動いたのは、確か11月だ。その前は6月頃に動いていた。
どちらもふとした話題で動き出し、途中で担任が近況報告をしろというので、軽く近況報告会が始まる流れだった。
私は、6月も11月も、みんなの近況報告をただみているだけで、反応することもしなければ、自分の近況報告をすることもしなかった。


彼もそうだ。
高校時代、あまり目立つ方ではなかった彼は、小説家デビューの知らせをしてきた時も、「高校時代、〇〇と呼ばれていた・・・です。」とまず自分の紹介を最初にしていたし、同じく目立たたずに教室に生息していた私も、それを見て初めて、このLINEにちゃんと入っていたんだと思ったくらいだった。近況報告の流れに乗ってきたことなどない。

そんな彼の知らせをクラスメイトは祝福し、本人のいないSNSで誇りだと言っていた。担任も、「教え子から有名人が出来て嬉しい」と言っていた。私も、もちろんすごいなと思った。高校時代ひと言だって話したこともないくせに、「おめでとう。絶対買います。」なんてメッセージも送っていた。


「良い報告」や「面白い報告」をすると人は喜ぶ。
私は、いつだって「良い報告」ができない。

「良いこと」をしていないから。
「面白いこと」をしていないから。


彼は、小説家になっていた。
近況報告をしていたクラスメイトたちは、留学生になっていたり、教員採用試験や諸国家試験の合格者になっていたりした。

でも私は、何者にもなれていない。



私は、彼から聞いた彼のペンネームを検索した。
なんだか、彼に合っていない名前のように感じる。本名が一番しっくりくるような気がする。
彼のこと、なんにも知らないくせに。

彼のインタビューページに辿り着いた。
プロフィールで、現在どこに住んでいるのかを知り、どこの大学に通っているのかを察した。
へえー、めちゃくちゃ頭良かったんだ。

彼のインタビューを読んだ。
「小説を書き始めたのはいつ?」という質問に、「小学6年生くらいから書くことが趣味になって、高校生からは習慣になっていた。」と答えていた。
知らなかった。
私が友人と「昨日の謎ディ(翔さん主演のドラマ「謎解きはディナーのあとで」)見た!?」と騒いでいた教室で、気になる男子が自販機で買ってくるものを毎回密かにチェックしていた昼休みに、彼はずっと書くことに夢中になっていたのだ。


私は何者なのかという問いに、唯一答えられるものがあるとしたら、Hey!Say!JUMPのファンであるこということだろう。
高校時代の彼が既に小説を習慣的に書いていたように、私もHey!Say!JUMPのファンをずっと続けてきた。


だが、形になったものはなにかと聞かれたら、Hey!Say!JUMPが売れ始めているということと、Hey!Say!JUMPについて書き始めたこのブログの読者が日々増えていることくらいだろうか。


どちらも嬉しいことだが、私自身が成し得たことは、そこにはない。
ファンは、肩書きとも認められないし、どれだけ一生懸命にやったって自分に返ってくるものはない。


結局、高校時代から私は変わらず何者でもないままなのだ。だから「良い報告」ができないのだ。


私は、内定をもらった会社の最終面接で、
「私は今、何者でもない」という話をした。
なぜなら、私は学生だから。
社会人と学生で大きく変わることはなんだ。
社会人になって初めて、「人」という肩書きを背負うのだ。
社会に出て初めて「人」になるのだ。
だから、私は今、何者でもない。
何者でもない自分をダメだなんて思わなくていいと思っている。
何者でもないからこそ、何者にでもなれる。
何者かになったとき、「人」という肩書きを背負っても恥ずかしくない生き方がしたい。
そんなような話をした。


当時は、良い事を言った気になっていたが、今になって、それは逃げだったと思う。甘えだったと思う。
私は、私の人生を生きねばならない。
私の人生を生きるのは、私しかいない。


アイドルは夢を叶えてくれるけど、それは私の夢じゃない。アイドル自身の夢だ。そこには夢があって、私はそれを見ているだけなのだ。

ずっとアイドルの夢は私の夢だと思い続けて生きてきたがそんなはずないのだ。

私が私の人生を生き、何者かにならなければ、ずっとただのジャニオタのままだ。
何も成さず、何も叶えず、何も掴まず。
今まで、成し遂げたいものも、叶えたいものも、掴みたいものもなかったからそれで良いと思っていた。


でも、今は違う。
自分の中に、成し遂げたいことや叶えたいこと、掴みたいものが、大小様々あることに気づいた。
そしてそれは、アイドルが夢を叶えてくれることで、アイドルの努力する姿で、埋め合わせのできるものではないということにも気づいた。


自分の夢を叶えるのは、自分しかいない。
今は強くそう思う。


私の大好きな曲の中に「いつかまたね交点の先で」という歌詞があるが、まさにそれだ。
私とHey!Say!JUMPの歩く道が、同じはずがない。交点だっただけだ。
ふと見つけたとあるJUMP担の方のブログにあった「運良くデビュー前のJUMPを好きになった」という表現が刺さった。
そうだ、私は運が良かったんだ。
運良くHey!Say!JUMPと交わっていたんだ。しかも、こんなに長く。強運すぎる。
間違っても運命なんかじゃないんだ。


この先、ずっと交わり続けるには、なにかを意図的に捻じ曲げないと無理そうだ。
私はずっと捻じ曲げてきた。捻じ曲げてでも交わっていたかった。でも今は捻じ曲げたくないと思うものがある。私は私を生きてみたい。Hey!Say!JUMPにも誇れる何者かになりたい。今、そう思うのだ。





私は無類のココア好きだ。最寄りの駅前にドトールがある。ドトールのココアはとても美味しい。

ある日、その日の用事が午前中で全て終わった。寒い日だった。電車の中でふと、ドトールのココアが飲みたくなった。店だと落ち着かないので、家まで持って帰りたかった。じゃあ、お昼の時間だし、近くのパン屋さんでココアと一緒に食べるパンを買って帰ろうと考えていた。

ドトールは駅の南側にある。私の家は駅の北側にある。駅から家までの道中にパン屋さんがある。
普通、駅からドトールに行って、パン屋に行って家に帰るのというのが効率が良いと考える。

でも、一番最初にココアを買ってしまうとココアが冷めてしまう。
ココアを出来るだけ冷まさずに帰りたかったので、私は、遠回りとは分かりつつ、まずパン屋に行ってからドトールまで戻り、足早に家に帰ることに決めた。

普段、遠回りなんて面倒でしないが、この日はなぜか、遠回りしてでもココアを出来るだけ温かいまま持って帰りたかった。


冷ましたくなくて遠回り。
「好き」も同じでしょう。


ずっと好きでいたいから、少し遠回りしようと思う。


私は今そんなふうにHey!Say!JUMPを思っている。
さみしいかな。

でも、そっちだって何年か前に言ったみたいに「行かないで」なんて呼び止めてくれないでしょ。
「行かないで」って言われたら考えるかもしれないよ。少し躊躇うかもしれないよ。
でも、私だって「待って」なんて言えないし、言いたくない。
「待って」って言ったって「振り落とされないように」って返されるだけだもん。待つ気はないことくらい分かってる。

君たちも私も今、前を向いている。少しでも前に進みたい。その方向は少し違うかもしれないし、歩幅も違うかもしれないけど、一歩踏み出したいと思っているのは同じなんだから、今は迷わず、互いに「行く」時だと思うんだ。



だから、「行かないで」とか「待って」はなしで。
「いつかまたね交点の先で」「良い報告」をしよう。




「輝いて もう泣かないで
この素晴らしい世界でほら 君のことを見つけた
いつだって そばにいるよ」


「消えないよ 目を閉じたって
たとえば君が笑うだけで 僕は僕でいられた
いつだって ここにいるよ」


最近、ずっと聴いている曲。
歌詞全部がそのまま私の気持ちと重なる。
何かが変わるわけではないし、何かが終わるわけでもないし。


Hey!Say!JUMPの夢を見ることを過去形に
Hey!Say!JUMPの夢ももう夢じゃないから

自分の夢を見る
自分の夢を自分で叶える
そういう生き方をしたい

気がする



私は、何者でもない。
何者かになったとしても、ただのHey!Say!JUMPファンをやめる気はない。
でも、ただのHey!Say!JUMPファン以外の何者かになりたい。

今頃?いや、まだ22だ。
Hey!Say!JUMPとの時間だってたったの8、9年だ。
ずっと続いていく、ずっと生きていく。
私は私を。Hey!Say!JUMPはHey!Say!JUMPを。


だから
ここから そっと想い続けているよ


だから
いつかまたね交点の先で

Hey!Say!JUMPのマイクの持ち方を観察してみた

広いコンサート会場で歌って踊るアイドルにとってマイクは必要不可欠なアイテムである。
ダンスを売りにするグループを応援している私にとっても、ハンドマイクで歌うのかヘッドセットで歌うのかは、密かに気になる案件だったりする。
私は、ハンドマイクが好きだ。激しい振りの中で、マイクを持ちながら踊ったり、逆にマイクを持っていない手だけで振りをしたり、マイクを構えるタイミングを各々考えて歌っていたりするのかと考えると萌えるからだ。それに、手フェチでもある*1
私の趣味の話は置いとくとして、昨夏開催されたツアーDVD*2。コンサートに行ったときは気づかなかったが、このコンサートで披露され(収録され)た30曲の中で、ハンドマイクを用いて披露された楽曲は、なんと13曲だった。
これを多いと取るか少ないと取るかは人それぞれだが、ハンドマイク好きの私は正直少ないと感じた。そこから、ふと「Hey!Say!JUMPのマイクの持ち方」が気になってしまったので、観察しようと試みた。参考映像として、「Hey!Sy!JUMP LIVE TOUR2015 JUMPing CARnival」のDVDを観ながら観察を進めた。


ブログに彼らの画像を貼るのは後ろめたさもあるが、メンバーのマイクの持ち方をわかりやすくお伝えするため用いさせていただくこということで、ご容赦ください。そして、容量も重く、また文章も長くなることをご了承くださいませ。また、最新DVDということでネタバレになってしまったらそれもすみません。


では。


Hey!Say!JUMPのマイクの持ち方を観察してみた

まず、Hey!Say!JUMPメンバーのマイクの持ち方には、大きく分けて、「握り持ち」「指先持ち」という2種類の特徴があった。そして、持ち手にも「右手持ち」「左手持ち」の2種類がある。この分類に沿いながら、これから一人ひとり紹介していきますので、まあ読んでみてください。


山田涼介

山田くんは、マイクの持ち方をよく変える。基本は、左手持ちの握り持ちなのだが、曲中、歌唱中、状況を問わず持ち方が変わる印象だった。カメラに抜かれたと思って次抜かれた時には、持ち方が変わっていた。なんてことも多かった。

*左手持ちの時

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山田くんの基本的なマイクの持ち方は、「左手持ちの握り持ち」。わりとしっかりめに握っているのだが、握り方の特徴としては、親指が、マイクの先に向かって折れ、且つ、人差し指~薬指の下に、マイクに対して平行に沿っているのが特徴である。基本、小指は軽くマイクに添えられているだけである。


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また、画像のように、親指がマイクのヘッド(口側)を向いたり、人差し指が浮いたりするときもある。


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稀だと思うが、このように、強く握っている場合に、親指が人差し指~薬指の下に入ってしまうこともあるようだ。



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山田くんのマイクの持ち方としては、このように指先だけで持つ「指先持ち」も特徴的である。親指でマイクを支え、残りの指は綺麗にマイクに添えられているような感じである。人差し指は自由にマイクから離れることもある。


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また、MC中にはこんな荒業も(笑)



*右手持ちの時

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頻度は少ないが、稀に右手持ちをすることもある。一瞬、右手で持ったと思ったらすぐに左手に持ち替えてしまうので、レアといったらレアかもしれない。親指と中指で軽く持ち、他の指は比較的自由なのが特徴である。
MC中や静止状態での歌唱中、花道を歩きながらなど、リラックスしている時に持つことが多いようだ。



知念侑李

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知念さんのマイクの持ち方は、「左持ちの握り持ち」で安定している。持ち方や持ち手を変えるようなことはほとんどない。
持ち方の特徴としては、マイクを握った時、親指が人差し指、そして中指に大きく重なるという点がある。人差し指~小指は、お行儀良くマイクの曲線に沿っている。

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また、山田くんがマイクを地面に対して平行に持っているのに対して、知念さんは基本、マイクの先が少し下に下がっているのも特徴的である。

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そして、高音や声を張るなど、歌に力が入るときには、一瞬、マイクから指を離すというのも知念さんの持ち方の特徴である。(顔はごめんw)
この、マイクから手を一瞬離すという動作は、結構頻繁に見受けられた。
知念さんは手が小さくて、しかも小指が短いので、マイクの持ち方もなんだかかわいい♡←



中島裕翔

裕翔くんのマイクの持ち方はかなり特徴的である。まずは画像をご覧ください。

*左手持ちの時

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握り持ちが基本ではあるが、親指が第一関節から大きくマイクのヘッド側に折れ、人差し指も浮いているのが特徴的である。

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別アングルがこちら。もう、親指と人差し指がくっついてしまっている。感覚としては、親指と人差し指の間にマイクをはめて持っているという感じなんだと思われる。指が長いってことか。

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さらに、手首も内側に入っていてなんだが持ち辛そう・・・。力が入ってくるとどんどん手首が内側に入っていき、画像の瞬間なんかは、もう手の付け根が内側に入るMAXのところまでいってるんじゃないかと思うほど。手の平が上を向く勢いなのが特徴的である。


*右手持ちの時

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裕翔くんも頻度は少ないものの、たまに右手持ちをする。右手で持つ場合は、画像のように、「グー」の形で文字通り、握り持ちをしていた。

裕翔くんとマイクといえば、マイクをドラムのスティックのようにくるくると回転させているのも印象的。マイクを回す手は、右手だった。



岡本圭人

圭人のマイクの持ち方は、なんといっても個性的!マイクの持ち方があまり定まっていないよう。右手持ち率も高かったが、とりあえず左から順に。

*左手持ちの時

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彼は本当に様々な持ち方をするため、基本という言葉を使っていいのか分からないが、多分、恐らく、基本の持ち方はこれ。
親指がヘッド側を向き、人差し指が浮いているあたりは、少し裕翔くんの持ち方に似ている。

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ただこのように指を離すことも多い。指を離せるという事は、力は別のところに入っていて、この画像を見た感じだと、握るというより、親指とその他の指の付け根で掴んでいるような感じである。裕翔くんのように手首が内側に入るというような癖はなさそうである。
指の腹や指の付け根で持っているので、指の自由度はかなり高いよう。そのため、ふわふわと指が浮くのが特徴的である。


*右手持ちの時

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圭人の右手持ちは、しっかり握って持っている。そして、親指をヘッドに掛けているのが特徴である。画像のように、人差し指も使ってヘッドを覆うように持つことも多い。そして、右手も左手同様、握るというより掴んでいる。山田くんの指先持ちの画像と比較すると分かりやすいのだが、親指などで下から支えることなく、むしろ上からマイクを掴むように持つのが特徴である。握力の弱い女の子アイドルでは絶対しない持ち方である(例えw)。


*備考:両手持ちの時

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圭人は、右手持ちに左手を添える形で、結果的にマイクを両手持ちすることがあるのも特徴的である。
左手は指を広げた形で、マイクに添えている。

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・・・・こんなときも(笑)



有岡大貴

ふう~~~~ようやくBESTに突入だ・・・・。まだまだ行けるぜ!!という方はお付き合い願います(笑)
続いては大ちゃん。大ちゃんは、JUMPイチ、右手持ち率が高い。多分、右手持ちの時間の方が長い。それが一番の特徴(笑)。

*左手持ちの時

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大ちゃんの持ち方は、手全体でしっかりと握る「握り持ち」である。他のメンバーは添えているだけの小指まで、しっかり握っている。そして、肘を外に突き出し、腕全体が外を向いているのもすごく特徴的である。

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そして、親指が人差し指に触れている。大ちゃんの持ち方は少し知念さんと似ているとも言えるかもしれない。ただ、知念さんは大きく指同士が重なっているのに対して、大ちゃんは親指の分だけ、人差し指が少し浅めに掛かっている。中指に力を入れているようだ。

*右手持ちの場合

どちらの手で持ってもあまり持ち方に差がないのが大ちゃんの持ち方の特徴である。しかし、本当に右手持ちの時間が長い。気が付けば右手になっている。いや、気が付いたら、左手でも持っているという具合に右手率が高い。

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右手持ちの時は、人差し指と薬指が、中指に向かって集まる。基本的に、中指でマイクを固定していて、小指が浮くこともある。

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中指以外は結構自由な印象で、親指も前に折れたり、折れなかったりする。
上の画像は、親指が折れている。下の画像は、親指が折れていない。



髙木雄也

雄也の持ち方は、スタンダードと言った印象である。素直にマイクを握っているのが特徴だ。

*左手持ちの時

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先ほども言ったように、本当に癖もなく素直にマイクが手にフィットしているなという印象を受ける。
他のメンバーが様々な癖を持っていた親指も、雄也の場合は、他の指に触れることも、変に折れることもなく、他の指と同じ直線上に並んでいる。
普段の仕草では、小指がかなりかわいいのが特徴的な髙木さんだが、マイクを握る時でも、小指は若干浮いているのが基本である。
また、大ちゃん同様、人差し指の掛かりは浅めである。それに伴い、人差し指もマイクから離れる時もある。

*右手持ちの時

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右手持ち率も、メンバーの中では真ん中くらいであったが、右手持ちはMCの場面で多くみられた。
右手持ちの場合は、基本人差し指は添えるだけであり、画像のように親指に乗せてしまうことが多い。もちろん、小指の自由さは安定である。

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また、このようにしっかり握る場合もある。この画像は腕から手全体のフォルムが美しく、男らしい。
右手も、親指の分だけ人差し指の掛かりが浅くなっている。
中指、薬指固定タイプという意味では、大ちゃんと似ているかもしれない。



伊野尾慧

伊野尾くんは、もともと手がキレイなことで有名である。女性のようなスラットした手でマイクを持つというだけで特徴的であるが、全体的には、マイクを軽めに持つのが特徴的である。

*左手持ちの時

伊野尾くんの左手持ちには、山田くん同様、「握り持ち」と「指先持ち」の2つの持ち方がある。

まず、握り持ちの時。

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知念さん、大ちゃん、雄也と同じように、親指も含め全体でしっかり握っている。
特徴としては、親指は指先でなく、指の横側を使っている。そのため、もともと長い親指を折らずに伸ばしたとき、マイクから指先が覗く。

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手首が内に入るのも特徴的である。裕翔くんも手首が内に入っていたが、伊野尾くんの場合は、手首を内側に入れることでマイクを持ち上げ、水平にしているという印象だった。

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また、このように中指を除くすべての指先が浮くというのも伊野尾くんの持ち方の特徴である。他のメンバーよりマイクが軽いのではないかと錯覚するほど重力を感じさせない持ち方である。しかし、マイクを持っている指もかなり軽めに握っている。やはり、手首で支えているからこその技だろうと考えられる。


伊野尾くんは、指先持ちも頻繁にする。

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指先持ちをするときは、親指にマイクを乗せているため、手首は基本的に下がり、マイクの水平も保たれなくなるのが特徴的だ。
小指はピンと伸ばしてマイクに添えている。この伊野尾さん良い。←個人的な感想


*右手持ちの時

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右手持ちの時は、左手からの持ち替えのためか、基本的にマイクの下の方を持つ。そして、やはりあまり力を入れず軽く持っているように見える。
また、左手同様、中指以外の指先は自由に浮いている。手首で支えることもしないため、マイクの先も下がる。



八乙女光

光くんも長い指に大きな手と、手フェチを唸らせる手をお持ちのメンバー。彼も、握ったり、指先で持ったり、と、まあまあまあまあ、落ち着いてって!!(お前が落ち着け)。

*左手持ちの時

光くんは、左手持ちが基本です。ここで言うかって話ですが、アイドルのマイクは左持ちが基本!!と思っているタチなので、右手で持つのは、犠牲になる振りも多いし邪道な気が、個人的にはします(本当に今しなくてもいい話だなw)。

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光くんの握り持ちは、基本的にマイクの上の方を持って、ヘッドを覆うようにするという特徴がある。画像のように、親指と人差し指でガシッっとヘッドを持っている場面は多く見受けられた。
また、もともと手が大きいので、手全体でしっかり握るタイプ。
親指だけヘッドに掛かるという、圭人のような持ち方をすることも。

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ヘッドを覆わない時は、画像のように親指が折れて人差し指に触れる。

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出た!!!!これぞ、八乙女光!!!!
基本的に、光くんはマイクを水平に持っているが、このように、マイクの先を上に向けてしまうこともある。
人差し指はマイクから離れ、鼻の先を触り、親指はヘッドに掛ける。マイクを上から覆うように持つのも特徴的である。


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こちらは、「指先持ち」。この持ち方も、よく目撃する。
基本は、親指、人差し指、中指で持ち、薬指、小指は添える。マイク全体は親指に乗せて支えている。
画像のように、中指と薬指の指先が浮くこともある。こういった時も、完全にマイクから離れるのではなく、指の腹はマイクに触れているというのが特徴的である。

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また、このように、小指を突っ張らせていることも多い。
指先持ちの時は、持つというより挟むと言う表現がしっくりくるくらい、長い指のほんの先でマイクを持つ。そして、指が長すぎる故に、小指を突っ張らせてマイクとの距離を測り、安定させているようなところも特徴的だといえる。


*右手持ちの時

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光くんもたまに右手持ちをすることがある。今回のDVDでは、主に人と並ぶ時に右手に持ち変える印象だった。
これは改めて検証したい案件だが、光くんは人の右側に並ぶ傾向があるように感じた。そういった際に、マイクを右手に持ち替えて、相手とより近づくようにしているのではないかと踏んでいる。

マイクの持ち方の話に戻ると、右手ではマイクをしっかり握っていた。マイクの先も下に下がっており、マイクの先の上下は、彼の気合いの入り具合に比例するのかもしれない。
持ち方としては、親指が折れて、人差し指にかかるといった、左手の握り持ちと見た目的には同じだった。



薮宏太

薮くんは、大ちゃん同様に、右手への持ち替え率が高かった。また、多くマイクを握ってきたはずの左手をすごく持ち辛そうに持つのも特徴的だった。

*左手持ちの時

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薮くんのマイクの持ち方は、基本的に、すべての指が浮いているという特徴がある。画像のように、基本的に、人差し指と小指は浮いている。さらに、薬指と親指も浮いてくることもあり、どう持ってるんだというレベル。
さらに、あまり力を入れて持っていないのか、踊りながらの時に多くみられた傾向として、マイクを口に対して斜めに当てる特徴があった。光くんのように上下ではなく、左右に、薮くんの場合は、左にマイクが斜めになっていることも。さらに、マイクを口からすごい離して歌っていると思えば、口にガッツリ当てていたりということもあったりする。

*右手持ちの時

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薮くんの右手持ちは、左手の時よりしっかり握っている。特徴としては、親指がマイクには触れず、人差し指に重ねられているという点がある。
これは他のメンバーにはない特徴であった。
他の指はマイクの形状に合わせて握られている。

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また、このように人差し指を浅くマイクに掛ける場合もあった。


*備考:両手持ち

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圭人に続いて、薮くんもマイクを両手で持つ。
圭人が右手に左手を添えるように両手持ちしていたのに対し、薮くんは、両手で包むようにマイクを持っている。




以上、Hey!Say!JUMPのマイクの持ち方を観察してみた、でした。
もちろん、2時間弱のコンサートDVD+プラスソロアングルという豊富な映像量の中から9人分漏れなく観察しきれたわけではないので、それぞれの担当様の方がお詳しいこともあるかと思いますし、「この子の持ち方と言ったらこれ!」みたいなものが出し尽くせなかったかもしれません。なので、お好きなジャニーズのマイクの持ち方をぜひぜひたくさん教えてほしいと思います。

これを書きながら、「そういえば、昔山田くん変な持ち方してたよな~」とか思ったこともあったので、いつか、「Hey!Say!JUMPのマイクの持ち方の変遷」なんかも研究できたらいいなと思います。
他にも研究したいことがたくさんあるので、宜しければ、しばしお付き合い下さいませ(笑)

尚、今回このブログを書いてみようと思ったきっかけとなった動画のリンクも貼らせていただきます。

この動画のようにタイプ別にご紹介できればと思っていたのですが、マイクの持ち方も9人9色で・・・あきらめました(笑)

そして、最後に、「〇〇〇〇(ジャニーズの名前) マイク」で画像検索をかけて出て来た先輩方(一部)のマイクの持ち方画像も貼ってみます。

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みなさん結構個性がありますね。一目でわかるくらい昔の画像ばかりなので、最新の情報も教えて頂けると嬉しいです。

画像たくさん使ってしまい、もろもろ失礼致しました。

*1:手より腕、腕より声の方がフェチは強いが(笑)

*2:JUMPing CARnival

映画「ピンクとグレー」 感想 というか気持ちの殴り書き

年が明けたのなんて昨日のことのように思っていたのに、もう2月である。
去年の今頃といえば、私は3月から本格的に始まる就職活動に向けて、学内主催の業界研究セミナーというものに片っ端から参加していた。
将来の進路を考える時期だというのに、1年先の自分が何をしているかすら想像できやしなかった。
何が必要、何が足りない・・・そもそも何から始めればいいのか、何を考えたらいいのか、何がわからないのかわからない状態。
業界研究、インターン、合同説明会、面接対策・・・・まさに、「やるしかないから、やるしかない。」*1。そんな感じで、目の前のことが未来につながる"かも"なんて思いながら生活していた。
そんなふうに自分の手や足を動かしていたら、「やるしかないから、やるしかない。」ものたちがどんなものなのか、なぜ先輩や就職本が「必要」と口を酸っぱくして言うのか、なんとなくだがわかった気がした。

でも、何十社とESを書いて面接をしても、「自己分析」だけは、結局なんだったのかわからなかった。うーん、これだと言い方が悪い。結局のところ、自分の強みをいくら語ったって、自分が出来ることを主張したって、「自分」のことなんて少しもわからなかった。
結局、就職活動の中でわかったことは、「いくら大真面目に自分と向き合ったって、自分のことなんてわかりゃしない」ということだった。
ゼミ、サークル、アルバイトなど集団の中での振る舞い方や役割、気心の知れた仲間の中でのキャラクター、面接官との会話、その日偶然隣に座った就活生との関り方・・・全部が全部自分の意思だったわけじゃない。その方が良いと判断しての役割かもしれないし、自然な流れで浸透したキャラかもしれない。自分以外の人と関わって初めて自分という存在を認識して、自分が見えるのだと心から思ったのだ。


"やるしかない。やらないなんてないから。"
ごっちの信念だった。
1年前、就職活動を始める自分に突き付けられた「やるしかないから、やるしかない。」という言葉を重なった。
言葉はいつだって、言葉そのものの意味以外に、その言葉を発した人間の人柄だとか、その言葉を受け取る自分自身の心情だとかで、意味が膨らんだり、そぎ落とされたりする。
ごっちが言えば、なんだかカッコよく、すごい言葉な気がするが、私だって、やらないという選択肢のないことをやってきた。特別なことなんかじゃない。誰だってきっとそうだと思ったのだ。

この言葉は、ごっちのお姉さんがごっちに言った言葉だった。

「やりたい、やりたくないじゃない、やれることをやるの」
お姉さんは、ごっちにそう教えた。


キャンパスが違うために、サークルの話し合いに毎回参加できない同級生がいた。
その1人のために、他の十何人が時間や場所を合わせるのは、余計に話し合いが進まないので、仕方がない。
その同級生にもきちんと共有したいと思い、私は議事録的なものを作って共有クラウドのアカウントも作ってアップした。
結局、1ヶ月に20日議事録を作っていた。単に話し合いのメモを簡単に文字起こしして、ドラッグしてアップするだけの、誰でもできる簡単なお仕事。私だって、レポートや課題もやらなければならない。誰か代わりにやるよと言ってくれる子はいないかと期待するほど、やりたくない時もあった。でも、ダラダラする時間を割けば、睡眠時間を割けば、出来ないことはない。どれだけの人が見ていたかのかわからない。でも話し合いに出れない子がどんどん置いてけぼりになってしまう。マイノリティーを守りたくて、マイノリティーを自分の好きな集団の中に作りたくなくて、やるしかなかった。
そうしたらどうだ。私はすっかり、サークルの中で「事務作業のエキスパート」になった。「事務作業なんて誰でもできる、でもななんは、半分の時間で終わらせてくれる。」
まさに、「やりたい、やりたくないじゃない。やれることをやる」だった。


世界は、上手く出来ていて、やりたいことと適性が合致している人と、適性以外にやりたいことがある人がいたりするようだ。
得意と好きは違う。

好きだから得意だなんて、得意だから好きだなんて、そんなの決めつけだろ。
向いてるとか向いてないとか、才能があるとかないとか、人が決めるもんじゃない。
私はそう思う。



私は、人間の目的とは結局「自分の居心地の良い世界を、1センチでもいいから広げる」ことだろうと思っている節がある。
「居心地の良い世界」で生きている人は、才能があるように見えるし、向いてる生き方を見つけられた人のように思える。
でも、「自分」を見ているのは、他人だし、評価や称賛するのも全部他人だ。
ごっちが「白木蓮吾」になっていくように、本当の自分とか、偽りの自分とか、自分でもなにがなんだかわからないのだ。


自分のことを理解できないのは、周りと比べて劣っているのかもしれないと思ったりもした。
でも、「ピンクとグレー」の原作を読んでも、映画を観ても、「自分」を「自分」たらしめるものってなんなのか、「自分」と「自分以外の人」の間にあるものがなんなのか、よくわからなかった。



私は、アイドルが好きで、好きなアイドルの発言とか好みとか、考えとか、知りたいなと思っているし、知っていることだってある。
アイドルの中身を見て好きになっているのかもしれない。
でも、私が知っているアイドルについてのあれこれを知り、理解することが、そのまま好きなアイドルの中の人を理解することに繋がるのかと言ったら、アイドルの全てを理解しているのかと言ったら、言い淀んでしまう。

原作を読んだときは、そこまで考えなかった。オニアンコウとかメダカのくだりで、「自分ってなんだろうな」とぐるぐる思っただけだった。
でも、映画では、62分後の衝撃と言われる仕掛けのおかげで、私の中に想像としてあったごっちのアイデンティティが、りばちゃんのアイデンティティが、見事に崩壊した。
りばちゃんは結局、ごっちになれなかったし、ごっちの一番近くにいたはずなのに、本当のごっちを理解できていたわけじゃなかった。


アイドルとファンみたいだよなー。って思った。
アイドルとしての自分、一人の人間としての自分。
ファンに見せてる自分、ファンに見せていない自分。

アイドルとして好きになることはできても、きっと一人の人間として好きになることはできない。

アイドルでありながら、この作品を書き上げたシゲにそんなことを突き付けられたような気持ちになった。

知らないことなんて、世の中にたくさんあって、知らない方が良いこともたくさんあって。知っておいた方が良いこともたくさんあって。


「SUPER DELICATE」聴きたくなった。←



行定監督が「原作を読んで全く感傷的にならなかった」と仰っていたように、原作の感傷的は部分を全部そぎ落としていた印象だった。
だからこそ、良い意味で突き刺さるものがあったように思う。原作はもっとロマンティックな感じがあった。
それこそ、「恋とか愛とかの類ではない」人間同士のぶつかり合いみたいなものが、時に華やかに、時に残酷に描かれていたかなと思う。

宣伝文句の「62分後の衝撃」には、本当にやられた。
最初に公表された配役から一転したのも、意味あるのかな?とかそこから騙されてたのかな?とか考えて、しばらく放心状態だった。

そして、裕翔くんかっこよすぎな。
全然ジャニーズ映画じゃなかったけど、アイドルの裕翔くんが演じることで、アイドルのシゲの思いとか理解できたお話なんじゃないかなと思ったし、裕翔くんにしかできない映画だったと心から思った。
キャストのみなさん全員が、水を得た魚のように、息するみたいな感覚で役を演じていて、すっごくリアリティがあった。
途中、監督とかシゲが出ているのは知っていたけど、結構ガッツリ出てて笑った。
ひとつ、りばちゃんが本当にどうしようもないやつになっていたのが解せなかった。確かに、原作読んでてもどうしようもないなって思ったりしたけど、原作を読んだ時と同じか、それ以上に見事に映像化されてて、演技力なのかそういう演出なのかわからないけど、原作以上にりばちゃんが一方的にごっちに依存している感じになっていたのはなー、と思ったり。


何を書いているのかわからないので最後にします。
原作とは違った良さや見ごたえがあるんだけど、全く別物ってわけじゃなくて、ちゃんと延長線上にあって。何よりリアリティがものすごくあって、そのハラハラドキドキする感じとか、現実にこんなことが起こったらとか考えてたら、すごく楽しかったです。

裕翔くんは、この世界でもっと活躍していく人になって、同世代を代表する役者になって、この国の映画界になくてはならない人になっていくんだろうなと思いました。それに相応しい素晴らしいスタートを切れたのではないでしょうか。
裕翔くんも日本アカデミー賞新人俳優賞、あるよ。絶対。裕翔くんが受賞しなきゃ誰が受賞するんだ。ってくらい、年始公開の映画ですけど、インパクト残してくれたと思います。

*1:マイナビ2016のキャッチコピー。ちなみにマイナビ2017は、「やれるもんなら、やってみよう。」・・・なんと前向きな。

ゴールを守るFW

薮くん、26歳のお誕生日おめでとうございます。

ピッポがゴールを愛しているんじゃない。ゴールこそがピッポに惚れ込んでいるんだ。」

イタリアのサッカー選手、フィリッポ・インザーギ選手(通称ピッポ)のことを、ある人はこう言ったそうです。

フィリッポ・インザーギという選手は、高い身体能力やテクニックのあった選手ではなかったと言います。
ただ、彼はそれを努力も持って跳躍し、類稀なるゴールへの嗅覚と、意表をつくポジショニングで、チームに多くのゴールをもたらした人でした。

薮くんは、彼のそういったところが好きだと言います。


興味本位で観たゴール集動画から感じたインザーギ選手のプレースタイルというのは、私自身が抱いていた薮くんのイメージとはたいぶ異なるものでした。
普段高校サッカーやJリーグしか観ない私には、あまりのスピードに、彼の全てのプレーがオフサイドに見えました。パスを出すのが先か、彼の動き出しが先か、素人目には分からないほど、瞬時に敵のマークから抜けてボールを受け取りゴールするのです。
それほど、インザーギ選手のプレースタイルというのは「貪欲」「果敢」に見えました。

しかし、「貪欲」「果敢」というイメージは、良い意味で薮くんには似つかわしくない言葉のように感じます。
薮くんは何事にも動じず、淡々と器用に物事をこなすイメージがあるからです。
事務所に入るなり、マイクを持って、NHKホールで一人歌う。普通の子だったら怖気づいてしまうかもしれないことを淡々とこなすなんて、度胸があるというか肝の据わった子どもだったのではないでしょうか。

私は、当時をリアルタイムで観ていたわけではないので分かったようなことは言えませんが、Jr.時代の薮くんは、まさにFWというポジションで、ゴールを決め続けることを求められるアイドルだったんじゃないかと、私の目には映ります。
さらに、ジャニーズJr.の10番というエース番号を背負って、連続得点記録を更新し続けること、得点王になること、多くのタイトルを求められる存在だったように想像します。
そんな人が、Hey!Say!JUMPというチームでは1番の背番号を背負うことになった。1番はGK。前線から一転、みんなを後ろから見守り、JUMPのゴールマウスを守る役割になったのです。もしかしたら、キャプテンマークまで託されていたかもしれません。

Hey!Say!JUMP結成前、薮くんがジャニーさんから「このメンバーどう思う?」と聞かれたというのは有名な話ですが、あの時、このメンバーを見て、薮くんはすぐ、「自分がFWではいられない」いや、「GKにならなくてはいけない」ということを察したはずです。
私は、ジャニーさんが薮くんに意見を求めたのは、薮くんを試すためだったのではないかと思っています。
ずっとFWとしかピッチに立ってこなかった選手が、このポジションを譲ることのできる人なのか、どこのポジションでも頑張れる人なのか、メンバーを見て、自分がこの集団の中でどんな役割を担っていけばいいのか分かるだろうか。
サッカーで言えば、コンバートに応じるだろうか。監督であるジャニーさんの戦術を理解する力があるだろうか。確認程度かもしれないですが、試されていたんじゃないかと私は勝手に思っています。

インザーギ選手は、現役時代ずっとFWだったと言います。

「いつだって僕は多くのゴールを決めてきた。ストライカーにとってゴールこそが人生なんだ。」

サッカーのポジションの中でも、FWというポジションは、ゴール前で戦い、ゴールを決めチームに得点をもたらす勝敗と直結する仕事です。ゴールを決めると多くの人に注目される華やかなポジションです。
しかし、プロで戦う多くの選手が、ゴールを決め続けることへのプレッシャーと戦い続けています。ゴールを決めたいのに決められないことに頭を悩ませ、時にサポーターからの心無い声で傷つくことだってあると思います。
FWの選手にとってゴールとは「パフォーマンス」であり、チームが繋いだパスに託した「希望」のようなものでもあります。それを続けること積み重ねることがどれだけ難しいことか、そのプレッシャーは、観客の私には到底測り知れません。
Jr.の10番を背負った薮少年にもそれは同じかそれ以上に重くのしかかっていたのでしょう。

インザーギ選手がずっとFWでいたのは、FWとしてゴールを決めるという結果を残してきたからです。ご存知の通り、サッカーは誰がゴールを決めても良いスポーツで、必ずしもゴールを決めるのがFWである必要はありません。だからこそ、「この人に決めてほしい」「この人なら決めてくれる」と思わせるなにかが必要なんだと思います。ゴール手前まで繋いだパスをゴールという形にする使命を果たせる人が立つべきポジションだし、そこに立つ人はそういったことが出来なくてはなりません。
どんなに才能のあるFWでも、チームメイトからのパスが来なかったら意味がないですし、パスの受け取り方を知らなかったらゴールになりません。
たくさんのパスを受け、シュートを打ってきた、それがHey!Say!JUMPのメンバーです。でも、誰もパスの出し方を知らなければ、シュートを打つ以外の輝き方を知らない。
ずっと最前線に立ち続けていた薮くんが守備的なポジションにいることに、最初は誰もが抵抗や違和感があったと思います。
でも、そのポジションに立つ薮くんを誰もカッコ悪いなんて思わなかった。これまで誰より多くのシュートを打ってきた薮くんにしか分からない、シュートしやすいパス、掛けてほしい言葉の数々、それを前線に立たされたメンバーたちに、最年長としてきちんと与え続けてくれてきたからだと思うし、インザーギ選手が、ゴールを決めるというFWの役割を全うして認められたように、自分のポジションに求められることを淡々とこなして来てくれたからだと思っています。


年越しのカウントダウンライブで、薮くんは会場のファンの前で最後にこんな挨拶をしました。

「2016年もJUMPを愛してくれますか?ずっとずっと愛してくれますか?その声がある限り、僕たち9人はみんなのことを愛し続けたいと思います。皆さんは、僕たちの力の源です。だから、2016年も、こういう機会があったら、一人ひとり笑顔で、僕たちに元気を分けてください。僕たちも、その何倍も、みんなに元気を与えます。」

この言葉を聞いた時、最年長がアイドルとして迷いなく立っていてくれているHey!Say!JUMPはやっぱりすごいアイドルだと思いました。
モニターに映った何度も頷く山田くんの表情からもそれが伝わりました。この人が最年長だったから、みんなが歩いて来れたのだと。

サッカー選手誰もが、ゴールを決めたいと思っているように、多くのアイドルが羨ましいと思う立ち位置で輝いてきた薮くん。
そして、Hey!Say!JUMPというチームでコンバートを経験し、一番後ろからみんなの背中に向かって声を上げ、鼓舞するポジションを経験し、見守り方を知って、パスの出し方を知った。
そんな薮くんの声やパスは、いつもアイドルとして最高のものだった。「決めてくれ」と背中を押し、シュートが決められなかったら、自分が楯になってゴールを守る。
そんなふうに、薮くんがJr.時代とか違う輝き方できちんと輝いていてくれたから、MFで良かったのにトップに立たされてしまった山田くんや、トップを外されトップ下に立った裕翔くん、他のメンバーが、自分のポジションを全うし、アイドルとして腐らずやって来れたんだと私は思っています。

Hey!Say!JUMPは、本当にみんな薮くんが好きだし、心から薮くんを頼りにしていると思います。
それは、Jr.時代、受け取ったパス一つひとつをきちんとゴールしている薮くんをみんな見て来たからだし、JUMPになってFWじゃなくなってからも、薮くんがちゃんと自分のポジションを全うすることで、サポーターを満足させるのは、FWのゴールだけじゃないってことに気づいて、分け隔てなく声を掛けパスを出し続けて来てくれたからなんだろうなと思っています(一文が長い)。


人が立ち位置を選ぶのか、立ち位置が人を選ぶのか、私にはわかりません。
ただ、薮宏太というアイドルは、まさに、「薮宏太がアイドルという職業を愛しているんじゃない。アイドルという職業こそが薮宏太に惚れ込んでいる」とでも言いましょうか。彼の生き様そのものがアイドルであり、彼のきれいな言葉は、いつだってアイドルの模範解答なのです。








ゴール前から放ったボールが、綺麗な放物線を描いて、反対側のゴールネットを揺らすような奇跡のような瞬間を。
それを、チームメイトが見上げ、ファンが見上げる。誰もが見惚れる放物線。




鳴りやまない大歓声の中、チームメイトは彼のもとへ駆け寄る。
いつだって、物語はゴール前の彼が蹴るボールから始まる。
その声がある限り、チームメイトが前を向く限り、彼は、きっとアイドルとしての自分を全うし続けるだろう。




薮宏太くん、26歳のお誕生日おめでとうございます。

ジャニーズ楽曲大賞2015(控)

今年も投票させていただきました。
1から5まで順位をつけなくてはいけませんが、選んだ5曲はどれも私の中で1番でした。

楽曲部門

1位:「Wait for You」 V6

全ジャニヲタ、いや、全国民が心から祝福した20周年。20周年を迎えた彼らの歌うこの曲は、パフォーマンスはもちろん、歌詞ひとつひとつが胸に響きます。
「もういいかい?まだまだよ
目指すあの場所まで」…まだまだ歩みを止めないV6。V6を愛する全ての人を一人残さず連れて行こうという覚悟のようなものを感じる曲だと思います。

この曲と共に過ごす20周年が心の底から羨ましく、憧れだと思った曲。自分がずっと応援してきたグループがこんな素敵な20周年を迎えてこんなに素敵な曲を歌ってくれるなんて幸せだろうなと思いながらテレビでパフォーマンスを見ていました。

「寂しい時には 僕がいる」
「悲しい時だって 僕もいる」
「楽しい時には 僕がいる」
「嬉しいだって 僕もいる」

ファンにとってアイドルとは、喜怒哀楽に寄り添って欲しい存在なのかな、と考えたりもしました。
大袈裟すぎない、さらりとした言い回しで、ストンと腑に落ちてしまうような楽曲もV6の魅力なのだろうと思いました。
2015年は、V6の1年でした。


2位:「キミアトラクション」 Hey!Say!JUMP

「かわいいJUMP」に応える覚悟が垣間見えるようなアイドルとして「かっこいい」1曲。
「君がNo.1」を9人9色で魅せることが出来るのもHey!Say!JUMPの魅力。そして、なんと言っても、こんなにかわいい曲でバリバリ激しいダンス。コロコロ変わるフォーメーション。
2015年のHey!Say!JUMPをまさに表現したようなスピード感。そしてHey!Say!JUMPの魅力、9人それぞれの魅力がぎゅっと詰まった1曲だと思います。

Hey!Say!JUMPに対する「かわいい」の声を、2015年は本当に沢山耳にしました。確かに、この曲もかわいいです。こんなかわいらしい曲を歌ってかわいく成り立つグループ他にいないというくらい「かわいい」。異論は認めない。それは間違いなく、私たちファンが膨張させたイメージなのかもしれない。でも、それに抵抗せず応えてくれているというのは、「かわいい」に抵抗していた時期があった分、彼らの覚悟のような気がして、「かわいいに挑んでいるHey!Say!JUMPって最高にかっこいい」と心から思った曲でした。
あと、前奏とかダンスをガシガシ踊っているのも好き。歌番組をこんなに繰り返しみたことがないってくらい、本当にパフォーマンスに楽しませてもらいました。大人数でガシガシ踊っていると、初めて見る人はどこを見ればいいのかわからない状態(サッカー詳しくない人がよく言うやつ)になるような気がするんですけど、この曲は全員に見せ場もあってそんな感じがあまりしなかった気がするのもよかったです。
「キミアト出の新規」がすっごくプレミアだなと思いました。ここからJUMPのファンを始める人が羨ましくて、羨ましくて、「キミアト出のJUMP担」に心から憧れた。


3位:「Viva!9’s SOUL」 Hey!Say!JUMP

待ちに待ったHey!Say!JUMPのメンバー紹介ソング。ツアーでも披露されたこの曲。メンバーの全力パフォーマンスが見物なのはもちろん、メンバーの名前を思い切り叫ぶ爽快感、好きなメンバーの名前を一番大きく叫んであげたい!と思わせる、好きになるしかないこの曲。
Hey!Say!JUMPを知らない人にも、Hey!Say!JUMPが気になる人にも、ぜひ聴いてほしい1曲であり、必ずHey!Say!JUMPが好きになる1曲。

JUMPのコンサートでこんな盛り上がり方ができるとは思わず、大きな衝撃を受けた1曲でした。
アルバムに収録されたものを聴いたとき、「早くコンサートでみんなの名前を叫びたい!」と思いました。
歌詞もメンバーひとりひとりのキャラクターが見事に表現されているし、途中でサビを一旦挟む感じがモーニング娘。の「女子かしまし物語」っぽっくていいな!と思いました。
サビで歌われている「もう振り向かないよ 僕らと一緒に さあ行こう!」という歌詞も言い切った感じがあって、清々しく感じましたし、「結ばれた絆がまた強くなる」「揺るぎない決意が今ここにある」という歌詞も強くて頼もしくて、今のHey!Say!JUMPをしっかり紹介できる曲になっていると思います。
誰が聴いても「コンサート行きたい」と思う曲だと思いますし、コンサートでのパフォーマンスを誰が見ても「JUMPいいな」と思う曲なんだろうと思い、投票しました。5位くらいでもよかったけど、JUMPの曲なので、少しでも上の順位で入って、この曲を知ってほしいと思い3位で投票しました。


4位:「最後もやっぱり君」 Kis-My-Ft2

つんく♂さん作詞作曲は、全アイドルファンの憧れなので、単純に羨ましいと思いました。
そして、初めて曲を聴いた時、凄く素敵な曲で良いなと思いました。
ジャニーズ史に残る名バラードだと思います。

投票コメントにも書いたとおり、単純に羨ましい曲No.1でした。今や、ハロプロのグループでもつんくさんに曲を書いてもらえてないのに(前向きな印象は受けていますけど)!!ってすごく羨ましい曲。しかも、めちゃくちゃ良い曲で・・・思わず投票。
曲はさすがつんくさんです。歌いだしが北山くんなのもより一層素敵さを演出していました。
ありふれた歌詞や気持ちなんですが、こうしてかしこまってバラードにされると妙に響くのがずるいなと思いました。
そして「最後もやっぱり君」というフレーズに射抜かれました。最初、「どういう意味だろう?」と突き止めたくなってしまったのですが、結局私も「最後はやっぱりJUMP」だし、「最後はやっぱり光くん」と結論付けてるなと思ったので、理由だし、結論だし、つまるところ「最後はやっぱり君」良い曲だなと思ったのです(は?)。

あと、今年のキスマイは楽曲の制作陣に気合いが入っていてとても羨ましかったですね!キスマイらしさがないとできないことだろうなと思って。


5位:「Moonlight walker」 A.B.C-Z

待ちに待ったA.B.C-Z初のCDシングル。
松井五郎氏×馬飼野康二氏の神タッグ。
ジャニヲタが好きになるしかない曲でした。
これまでアクロバットを取り入れたダイナミックなダンスが多かった彼らですが、この曲では、繊細で細かいダンスが取り入れられていたのも印象的でした。
ファンが世間に見せたかった「かっこいいA.B.C-Z」をようやく世間に見せつけられた1曲だと思います。

私はA.B.C-Zのファンというほど足を突っ込んでいるわけではないので、戯言かもしれませんが、2015年は、JUMPが快進撃を起こした年だったと同時に、塚田くんのブレイクもさることながら、この人たちもいろんなところで活躍した年だったような気がします。私は、1993年生まれの「イケメン世代」のジャニーズは、どうしても他人事だとは思えない節がありますが、特に山田くんと親交もあるはっしーは、それはそれは気になる存在ですし、今年は本当にはっしーが気になって仕方がなかった1年でした。

この曲は、投票コメントにも書いた通り、本当に本当に素敵な曲で、ジャニーズだと思う曲で、かっこよくてかっこよくて、今年出たアルバムの「Shwer Gate」というすごく爽やかな曲と合わせてMステ何百回見たんだろうってくらい見るくらい好きなんですけど、全部はっしーが真ん中にいて、ひとつひとつの歌をしっかり歌ってくれるからなんですよ。はっしーは自分がダメなんだと思っているのかもしれないけど、全部全部はっしーだからなんです。「最後もやっぱりはっしー」なんです。(←おい)
なにも知らないやつのただの戯言かもしれないけど、ちゃんと見てる人がいるし、あなたに恋い焦がれている人がたくさんいるということをどうか伝えたい。そんな思いで、投票しました。はっしーかわいくて仕方がないです(※同い年)。


MV部門

「キミアトラクション」 Hey!Say!JUMP

男性アイドルのMVなのに、コンセプトが「シンデレラ」と「不思議の国のアリス」。女の子が「かわいい」と思うポイントを一つ残らず「かわいく」仕上げてくるジャニーズ。こんなジャニーズ、他にいないでしょ!?と思うMV。
メンバー1人ひとり微妙にデザインが違う衣装やイラストレーターさん手描きの靴など、細かいところも見所です。
メンバーの表情やカメラアピールもしっかり決まっていて、何度でも楽しめる1作でした。

Dance Shot Ver.と迷いましたが(「KAGUYA」とも迷いましたが、年始すぎた)、わちゃわちゃしてるし、シンデレラとアリスな部分が表現されているのはこちらの方だし、と思って選びました。
せんせーションズも迷ったんですけど、Hey!Say!JUMP名義のものを投票したかったので。そういえば、せんせーションズに関しては感想とか書いてなかった気がする・・・まあいいや。笑

未音源化部門

「サマー・ステーション」 Mr.King vs Mr.Prince

彼らのおかげで、夏を楽しく過ごせた1曲。ジャニーズJr.のユニットは刹那的であるからこそ夢があるのだと思わされた。これぞジャニーズJr.。
入所当時から応援していた岩橋くんがジャニーズJr.のトップになって感慨深くなった1曲でもあります。

これはびっくりでした。久しくJr.からは離れていたので、あの、岩橋くんが、あの岩橋くんが・・・・・はあ、時の流れって早い。
Jr.から今度は誰がデビューするのでしょう・・・。ジャニーズJr.がどんどん大きな組織になっていって、上は上でグループが多くて。私が応援しているJUMPは、Jr.から見たら夢を叶えた先輩(?)かもしれない。でもJUMPの先にもまだ超えていかないといけないことがたくさんある。そのつながりがずっと続いている。デビューは、ゴールじゃない。デビューしてからが厳しいんだろうなと思う日々です。
JUMPが嵐さんのワクワクに出させてもらって、あらしっくがJUMPの名前を覚えてくれたり、良いなと思ってくれたりしたのがとてもうれしかったけど、先輩が後輩の番組に出たり、ジャニーズ同士の共演も多くなっている光景がファンを取り合うようにも見えました。そういうふうにジャニーズ同士でファンを取り合っているような時代に今のJr.は飛び込んでいかなきゃいけない(JUMPもその風穴をあけてあげられるようなグループにならなきゃいけないような気もするけどね)。
これからも、受け入れられないこととか、非人道的と思うような残酷なことがJr.界ではたくさん起きると思います。
でも、そういうことを乗り越えたらきっと明るい未来が待っているのかな・・・?
みんな一人ひとりの「明るい未来」をこのジャニーズで叶えていってほしいと思った曲でした。
しかし、エース級揃えすぎてデビューする予感もしないユニットだったな(笑)

現場部門

Hey! Say! JUMP COUNTDOWN LIVE 2015-2016 JUMPing CARnival
Count Down

Hey!Say!JUMPと年を越す、
Hey!Say!JUMPが京セラドーム単独カウコン…
デビュー当時は夢のまた夢で、夢にすら見ていなかったことが実現できてしまった。
2015年のHey!Say!JUMPを締めくくるのにふさわしい舞台だったと思います。
そして、年を跨いだ夜公演では、あの純粋なHey!Say!JUMPとは思えない23時過ぎのテンション、MC…ファンも知らないHey!Say!JUMPの素顔がたくさん見れた公演になり、素敵な思い出になりました。1年後も同じ場所でJUMPと会えると願って投票します。

感想は以下の通り、参加した公演ごとに記事をあげる始末・・・(笑)
来年も京セラでできたらいいなと思うのですが、酉年ユニットも見たいので、東京ドームがいいのかな。でも確実に倍率がやばいので、イケ世のいるユニットで京セラやろうよ。そこのファンが一番行きたいんだろうけど(笑)
jump924kun.hatenablog.com
jump924kun.hatenablog.com


コンビ部門

山田涼介&中島裕翔

Hey!Say!JUMPにとって山田くんと裕翔くんの1年でした。
彼らはもう、「やまゆと」「ゆとやま」を超え、Hey!Say!JUMPの顔、Hey!Say!JUMPを引っ張っていく存在として歩き始めたなと思いました。また2人で並んで、私たちを見たことのない世界に連れて行ってほしいです。期待を込めて。

私的には、この二人はいつも熱いコンビなんですけど、他のコンビの人気が出て来たからこそ、この二人のすごさに気づかされた1年でした。
山田くんと裕翔くんだよ!?すごいに決まってますよ。
これからも、二人の頑張りで、JUMPの目の前のドアが開かれていくんだろうなと思ったので、このお二方にしました。
大人になったし、スターになったなという感じがした1年でした。

自担部門

八乙女光


ここの回答が変わる日が来るとは思っていなかったです。

ちなみに去年の同じ記事に書いた事。

今年も山田担で行きますよ生きますよ
最近の山田くんのことなんにも知らないけど、興味もあんまりないけど(笑)
山田担が1番楽しいって思ってるから、この人から離れる気はない。圧倒的多数派の山田担と思われるだろうけど、それでもいい。それだけの魅力があるし、とにかく山田くんを山田くん担当として応援したいのです!(少なくともJUMP10周年までは山田担で行かせて頂くよ!)

こんなにあっけなく変わるとは・・・・八乙女光恐るべし。
今年担降りというものを経験して本当に世界が変わったんです。
Hey!Say!JUMPの見え方とか、山田くんの見え方とか、それはそれは大きく。
恋した高校生みたいなこと言いますけど、誰かを好きになるって素敵なことだなと、光くんを担当して気づきました。
山田くんの担当は、半ば惰性で続けていたといっても過言ではないので、一番好きな人を「かっこいい」「かわいい」「好き」と思って応援するジャニヲタとしての楽しさを思い出させてくれました。
もちろん、私が今まで光くんに抱いてた「完璧」ではない、天然で人間らしい光くんの一面に落ちたわけなので、そういう部分はしっかり見続けていけたらいいのかなと思いますが、光くんがメンバーのことをしっかり見ているように、私もJUMP一人ひとりがより好きになった1年だったかなと思います。
光くん、ありがとう!

「光くんは今日もがんばっているだろうから私もがんばろう」
「がんばらない人間なんて光くんはきっと嫌いだろうから、がんばろう」
が最近のモチベーションです。
人間としても、八乙女担としても精進します、努力します。
でも、女子としての精進や努力はまだ多めに見てほしいな。
これからも光くんの表現や言葉をたくさん受け取って、想像して理解したいなと思います。
最高の自担だと思っています。これからも応援させてください!!よろしくお願いします。


以上、私の楽曲大賞2015でした。


以下、過去記事のリンクです。
ジャニーズ楽曲大賞2013(控) - 門限の9時
ジャニーズ楽曲大賞2014(控) - 門限の9時