門限の9時

ここに無い魔法 帰りの電車

「Hey!Say!JUMP COUNTDOWN LIVE 2015-2016 JUMPing CARnival CountDown」 31日夜公演

前回は長々と失礼致しました・・・(苦笑)いつものことですね。2016年もこんな感じです。悪しからず。


12/31 22:00公演

特別な公演。どんなコンサートになるのか想像もつかない。昼公演と全く別物なのか、こちらの開演22:00からテレビでの生放送が始まる23:45までどんな風に過ごすんだろう。予測不可能さが怖かった。きっと楽しいのは確実なんだけれども。

昼公演の前にも酒を飲んで、夜公演の前にも晩御飯を食べるのには十分な時間があって、当然お酒を飲んで。昼間に比べて、会場周辺にいる人たちの年齢層も確実に上がっていた。JUMPも私もファンも「大人になったな~」。何度繰り返したかわからないけど。
座席は、昼は超メインステ寄りのスタンド席で、フロートに乗ったJUMPと目線が同じだった。列も前の方で近かった。
今回は、ほぼ正面だった。どちらも席にもかなり恵まれていた。

OP
それまでの公演と同じ映像が流れた。普通にコンサートするんだ!(そりゃそうだ)

ウィークエンダー
山田くんが「世界一幸せにしてやるよ!!」と叫んだ。よく言った!!昼間は表情がなかったのですっごく安心した。
山田くんがテンション高いのはもちろん、昼間とは桁違いに会場全体のテンションが高かった。歓声が割れているのが本当に目に見えるようだった。

Come On A My House
ズッコケがサルのマネしていたのがかわいかった。
大ちゃんが「ついてこい!」と言っていた。ついてく!さっきの山田くんといい、え、ここにいるのJUMP!?JUMPがこんなことを言うなんて・・・やるじゃん!(笑)
みんな明るい良い表情をしていて、私はそれだけでもう幸せだった。昼間のことが全部吹っ飛んだ。

Viva! 9's SOUL
知念さんがフロートの手すりに肘ついて不機嫌なお顔。かわいくてかわいくて「かわいい!!」ってなった(語彙力w)。すでに致死量のかわいいを摂取。死因はかわいいの過剰摂取かな。本望。
光くんの山田くん紹介ラップ「絶対ドSだーーーーーー!!」。山田くん爆笑(してた気がする)。
そのあとのReady Goもめっちゃ盛り上がる。

ペットショップラブモーション
きっと、ラストペトラ。あーかわいかったよ、とってもかわいかった。また会う日まで。

ガンバレッツゴー
光くんが2、3回シャツをはだけた。調子乗ってる~♡と思って珍しいもの見た。とにかくテンションが高い。客席もJUMPも高いから、相乗効果でどんどん温度が上がっていく。
シャツの中は白いタンクトップでずっこけた。ダサw 山田なら絶対裸だぜ。さすが光くん。
「ご延長ー♡♡♡」のかわいらしさ(笑)元カラオケ店員としてはとにかくとにかくこんな客いてほしかった案件。
延長確認の電話かけたかったし、飲み物とか運びに行きたかった。タイミング図らず飲み物運びに部屋に入って、BESTは気まずそうに歌うのをやめるのか、なりふり構わず盛り上がり続けるのか。はたまた、絡んでくるのか。電話を雄也がとったということは、電話の一番近くに雄也が座っていて、ということは部屋の入り口近くに雄也がいて、飲み物テーブルに置いたら「ありがとうございます」って丁寧に言ってくれそうだし、大音量で音楽の流れる部屋で、「注文いいですか?」って耳打ち!!!!!!!!!!!!!!!
2016もこんな感じです。悪しからず。(2回目)

パフューム
22歳の山田くんの「パフューム」を見ながら、14歳の山田くんを重ね合わせるようにして見ていた。「愛されるより愛したい真剣で」とか一丁前なこと言いやがってと思ったものだったが、JUMPを愛してくれてたし、頼れる子になったなと思ったよ。だから、今の山田くんに、ソロコン、やってほしいな。今なら「山田くんだけ」なんて誰も思わないし、山田くん自身のためにソロコンやってほしいなと思うんだよ。ねえ、どうでしょう。山田くんも次のステップに行こう。

ただ前へ
山田くんが裕翔くんと圭人くんの肩を持って飛び乗った。感慨深い。

この時点で45分経過。22:45。放送スタートまで1時間。

Ignition
薮くんの声は大丈夫そうだった。
山田くんのサックスのピッチがかなり高かった。テンション高かったのかな。
ここで発見したのが、この曲の時のメインモニターが、レインボーブリッジとか東京の夜景の映像だったということ。気づかなかった。
でさー、「かっこつけてるのはかっこ悪いかな」って光くん歌ってないけど答える!かっこわるくない!!!っていうか、光くんはいつだってかっこいい!!!!←うるさい

我 I Need You
知念さんもテンション高かったのかな。ソロパートがどんどん速くなって、最終的にインストとずれていた。珍しい。知念さんでもこうなんだからよっぽどみんなテンションが高かったんだな。

SUPER DELICATE
光くんが一人になったと思ったら「みんな、俺の女になってくんない?」
どうした!!!!光くん!!!!!応答せよ!!!!
いや、八乙女担になって初めて光くんに撃ち抜かれましたよ。いや、本当どうした。お分かりいただけるだろうか、Hey!Say!JUMPのテンションの高さを。
そのあとやまゆとに盛大にいじられていたのもいとおかし。そこまで含めて光くん。
2015年最後の最後で大事件でした。
後奏で縦一列から斜めにフォーメーションを変えるとき、光くんが後ろ振り向いて、真後ろの雄也に耳打ち。ふたりで笑ったと思ったら、雄也がその後ろの伊野尾くんに耳打ち。なんだったの!?なにしゃべってたの!?気になる木すぎる!!

MC
多くの人がレポしていたように、今回のMCはもう風紀が乱れまくりました!なぜなら、風紀委員の八乙女光くんがあんなんだったからです(BESTコーナーとかスパデリとか参照)。
やはりMCが始まって、メンバーもまずそこに触れました。触れずにはいられなかったという感じでした。伊野尾くんでした。こういうときも伊野尾くんは変わらない感じでした。さすが。
変なスイッチを入れたのは、お風呂の話をした大ちゃん薮くんではありません。主犯は八乙女光です。
お風呂の話をしたら、裕翔くんもやけに変な単語ばっか拾うしで、とりあえず客席はついてくしかない。
途中やまゆとが耳打ちした。日常生活で耳打ちしてる人いるといやらしいなと思うけど、アイドルの耳打ちは萌えるのなんでだろう。
そして、台湾のホテルのお話になろうとしていくとき、「話しちゃえ」「話すよ?」「やめて」とバカみたいにみんな一気にしゃべりだすから超うるせー(笑)
お話の内容は皆様のレポの通りです。

暗殺教室の結末がどうなるのかという話で
光くん「教えてほしい」
山田くん「無理です」「ヤです」
って即答されて、笑顔で両手広げて「10円出す♡」って言った光くんにはもう殺られた。ずるいよー。

薮くん「きっと知念は2016年もかわいい」
知念さん「まちがいないですねー」
のやり取りも素晴らしい。薮くんも素晴らしいし、知念さんも素晴らしい。

時計は、23:15。
放送時間に合わせないといけないからMCをあと8分続けなければいけない。うわー生放送ドキドキ。
デビューの時の横アリからの中継以来なのかな?当時はもちろんテレビの前にいたので、当時会場にいた人たちの話を聞きたい。

光くんが髪を切ったことにファンは気づいているのかという話になって、
光くん「気づいた人~!」
ファン「(ちらほら)は~い!」
光くん「うそだぁ!(笑)」
   「気遣ってくれたとしても少ないよね!」
かわいい。気づかれることに一番照れる人とか言われてるのに、自分から話始めたくせに!

MCは終始、見たことないJUMPが繰り広げられていた。あの感じがきっと素なんだろうな。JUMPかわいいなやっぱり。

314~時計
これも見納めでした。
山田くんの歌はもうすっかり安心して聴けるものになっていて、流れるように声が出ている感じがしたし、気持ちも息も全部がちゃんと歌になっている感じがした。
やっぱり山田くんらしい重いというか女々しいというか、な曲なんだけれども、山田くんが男っぽくなったなあとすごく感じた。
一旦曲を止めて、最後は山田くんが笑ってまた歌い始める。山田くんの笑顔の受け止め方は、八乙女担になって一気にわからなくなったけど、一番は、山田くんのこんな表情を引き出す岡本圭人の手腕。圭人くん何者。心から感謝。曲後の握手はなんだか熱いものを感じた。

Fever
今回は明日エルでよく着てた水色の衣装。光くんがシャツの裾を出してる!今までどうだったかそこまで注目してなかったけど、気になったということは多分しまっていたんじゃなかろうか。

UNION
UNIONも見納め。やっぱりかっこいい。2番のラップが少し走ったけど、走るのはいつものこと。それも含めて楽しいユニット曲でした。

とうとう23:45。生放送が始まったらしい。
薮くん「番組始まります・・・・あ、始まってんの!?」
いよいよだ!がんばれ!がんばろう!!
薮くん「西日本を任されているからね!」とファンを煽る。そうだ、私たちは西日本を任されているJUMPと盛り上がることを任されている。重大任務。
日本一、いや、宇宙一暑い(熱い)夜をお届けしなければ!ファンも気合いが入る。
京セラにいるのはJUMPだけ、「任されている」。任されているんだ。
握ったペンライトをさらに強く握りしめたとき、
光くん「わくわくする!!」
えー子供いたー。私は、薮様の一声で、「戦じゃ戦じゃ~」と言わんばかりの気合いを入れていたのに、力の抜けるような一言!わくわくするよね!(それどころじゃない、声を出さなければいけない私たち)(薮様の言うことは絶対〜)

スタンバイして、裕翔くんが遅れてスタンバイ。ダッシュしてきたのに、マイクを間違えて出てきたことに気づき戻る。
「早く~」とメンバーから、中継が迫り来ているのを感じさせるテンションで急かされていたことで、会場の全員が息をのんだ。

「ありがとう」~世界のどこにいても~
中継前、まさかの選曲。ありせか~!!!私はこの曲を踊るファンの動かすペンライトの動きがすごく好きなので、広いドームでできるのはうれしかった。
そして、まだまだ余裕で踊れた。

ウィークエンダー
そして中継が始まった。モニターには放送されている映像も移され、満を持してファンの大歓声。後日録画見たらやっぱすごい歓声だなと思ったけど、現場はもうわけわかんないくらい叫んでいた。声で会場が揺れたと思うくらい。鳥肌たった。一生忘れないだろうなと思った。

中継が無事終わったと思ったら、鳴り始めたベル音。またドームに歓声が起きたと思ったらScool Girl。盛り上がりといったらもうそれはそれは。そしてMagic Powerが久々の登板。JUMPコンって感じでした。
そしてまたモニターが生放送に切り替わった。硝子の少年が始まると踊りだすステージ。さすがのシンクロダンスでJUMPは踊っていました。

そして、0:00。
「あけましておめでとうー!!!」「今年もよろしくー!!」
JUMPと年を越したけど、数字のカウントダウンに注目しすぎて、勢いで年を越してしまった。飛んでない。飛ぶかと思ったけど、わー!って感じで年を越してしまった。まあ京セラはジャンプ禁止だけど、JUMPも飛ぶ余裕がなさそうなまま年を越していた。
関西Jr.と会話し始めたと思ったらBESTがはけ、サル耳して登場!大ちゃんあたり、村上くんの京セラの被り物すればよかったのに!気が付けば7もサル耳で登場!
東京は普通にライブが進んでいたので、かわいいことしてるのJUMPだけでかわいかった。
関西Jr.に「僕らのファンとらないでね」って言っちゃう薮様が薮様だった。関西Jr.の前で言わないでよー照れるじゃん←

ズンドコパラダイス
UMPを歌ったあと、また中継画面に切り替わる。グループチェンジメドレーが行われ、京セラもそれに沸く。
JUMPはズンドコパラダイスだった。かわいかった。
JUMPの曲を歌ってくれたのはキスマイで、なかなか胸熱でした。
藤ヶ谷くんがラップを担当して、めっちゃ大人な仕上がりになってた。それを見た京セラの光くんはよく聞こえなかったけど、ぶつぶつなんか言ってて嬉しそうだった。
放送ではメンバーがモニターに抜かれるって感じだったけど、京セラのJUMPも普通に立ってモニターみて笑ってなんか言ってた。
そのあと、KAT-TUNの「SHE!HER!HER!」が始まって中継が終わってしまい、若干「えー」の声が上がる(笑)いや、見たいよ。

Dreams Come True
「中継はこれにて終了です」と薮くんが言ってコンサート再開。
ドリカムのやぶひかパート、ファンに歌わせるのはもうお決まりだけど、毎回恐る恐る小さめの声で「怖がらないで」ってちょっと歌う光くんかわいいなといつも思う。怖がらないで。

ChikuTaku
この曲も、今後みる機会がなさそうだし、映像化もされる予定がないので、目に焼き付けておかなきゃと双眼鏡で光くんロックオン。光くんきれいだったー。歌いだしも昼より全然よかったし、すごく良かった!!

Very Very Happy
この曲も昼に目の前にいた雄也がとてもきれいだったので、夜は光くんを見た。席からは少し遠かったけど、双眼鏡でしっかりみた。
きれいな光くんと、その向こうで揺れる無数のペンライト。曲の最後の方で羽が吹き出して、双眼鏡の視界にも降り込んで来たとき、「天使だ」と素直に思った。私天使を見てしまった。双眼鏡を離しても、遠くにちゃんときらめいていて・・・圧倒的童話神話桃源郷感・・・・。
世界で一番美しいものを見た気がしました。目の保養。光くん世界で一番美しい(真顔)

エンディング
光くんの挨拶も「幸せ」連呼してて夢見心地な挨拶だった。
「幸せなことをたくさんしていきたい」
光くんがいれば幸せだよ、本当に。望むのは、光くんが幸せになることですよ。本当に。幸せになってください。八乙女光の人生謳歌してください。

薮くんの挨拶もアイドルっぽくてよかった。「その愛がある限り」とか素敵でした。素敵な言葉でアイドルとして最高の挨拶をする最年長がいるグループだから、Hey!Say!JUMPが好きなんだろうな。「みんなの応援は僕らの力の源」と薮くんが続けたとき、モニターに映っていた山田くんが真面目な顔して頷いていて、薮くんがいかにしっかりとHey!Say!JUMPの先導者として存在してるかがわかりました。この人がいたから、この人がちゃんと導いてくれたから山田くんやJUMPのみんながこうして笑っていられるんだなと。結局、山田くんやぶひか大好きなんだよな~。

「大きなグループになっていきたい」
その一言が聞けてうれしかった。


「単独でカウントダウンライブをやるなんて頭になかった」
そんな京セラでの単独カウコン。突然舞い込んだチャンス。
理想や欲が出てきた中でも、想像もしていなかったステージ。
「任された」という言葉の重み、JUMPに起きていることの重大さ。
「JUMPにできる」と事務所が判断してくれたのなら嬉しい。

夢に近づいたというより、夢はもう夢じゃなくて、JUMPに直面する事象
歩みを止めるわけにはいかない。何かをつかまなければならない。
今までより一歩が大きくなるような気がしていたけど、その分のしかかるものも大きくなるのだと気づいた。
これからのほうが大変だろうなと思った。
受け止められないことばかりが降りかかると思っていた。できるできないじゃない、やるしかない。できるようにするしかない。
そういうグループになるという自覚がきっとこの単独カウコンを経験したことで芽生えたんじゃないのかなと思います。
ジャニーズ自体の勢いも少し戻ってきたような気がしている。その加速に貢献できるグループに。いや、貢献しなければならないグループに。
2016年のHey!Say!JUMPの活躍が本当に楽しみです。
素敵な思い出になりました。JUMP、ありがとう!


現場からは以上です。

「Hey!Say!JUMP COUNTDOWN LIVE2015-2016 JUMPing CARnival CountDown」 公演前と31日昼公演


2015年10月22日。「ジャニーズカウントダウン」がフジテレビで中継されることが発表された。
「嫌な予感」がして、こう呟いた。あり得るような気がしたけど、絶対にあり得ない気がしていた。



日付が変わった瞬間だった。「嫌な予感」が当たってしまった。
2015年、Hey!Say!JUMPは十分すぎるくらい充実していた。ファンの私も、こんなふうに簡単に求めずしてJUMPの顔が毎日のように見れる日が来るとは思わなかった。そんな1年の締めくくりにJUMPに京セラでのカウントダウン、任せてもらえないだろうか・・・漠然とそんな希望を抱いていた。そんな日が来たらいいなと思っていた。




私が彼らと初めて出会った時、彼らはまだ中高生だった。誰一人、カウントダウンコンサートのステージに上がれなかった。
つい最近まで、私たちファンと同じところからあのステージを見ていたはずだった。いつか、いつか、でも確実に来るその時を一緒に待っている時間の方が長かった。先輩たちと同じステージに立つことさえ憧れであったはずなのに、そんなグループだったはずなのに、いつの間にか、単独でカウントダウンコンサートをやることになっていた。感情が追いつかなかった。
デビュー2年目、東京ドーム。デビューコンではお客さんの入れることができなかったアリーナ席がHey!SayJ!UMPのファンで埋まった景色に涙したこともあった。かと思えば、サマリーがTDCホールを飛び出してドームスケールで行われたこともあったし、伸び悩み期に決定したドーム公演は、自分たちの力で埋めることが出来ず、後輩グループのFC発足式、他グループの新曲披露、特別座席に天井セットでようやくなこともあった。
2014年には、松本潤くん監修(言い過ぎ)の最高に楽しいドーム公演も行った。

JUMPは、ドームから始まったグループである(上手い言い方が出来ないので察してください。チャンスでありチャレンジである・・・そんな場所)。それゆえ、ドーム公演というのは、目標地点ではなく通過点なのかもしれない。
でも、どれも当たり前ではなかったし、簡単なことでもなかった。だからこそ、今回も、埋められるかなという不安を感じる反面、自分はその場所に行くことができるだろうかという不安も募り・・で、感情がとにかくあちこちと落ち着かなかった。


それから、得体の知れない謎なバタバタ感を感じるFCメールが届き、迷う暇もなく申し込みをしたと思えば、締切り前日に嵐や関ジャニ∞が東京ドームのカウントダウンコンサートに出演することが発表されたことで京セラの倍率が上がるのではないかとも言われた。JUMPは変わりなく、年末の歌番組をこなしていた。各々のレギュラー番組の放送も続いた。
私の12月といったら、私生活が多忙を極めていて、JUMPの露出を追いかけることもままならず、年末のことを考えている余裕がなかった。本来ならば、私も「あれを歌ってほしい、これを歌ってほしい」と妄想をブログやツイッターで繰り広げている人間であるが、裕翔くんの言った「みんなが聴きたい曲」が私のそれと一致しているのだろうかということを気にする間もないまま、12月を駆け抜けた勢いで荷物を詰めて、気づけば新大阪行きの新幹線に乗っていた。

私が入ることができたのは大晦日の2公演。恵まれていると思った。きっとJUMPにとって大事な公演になるに違いない、そして自分は目撃者としてそこに居れることがなんて幸せなことなんだろうと思った。


そんな気持ちで入った2公演だった。
前置きがかなり長くなってしまったが、ここからがコンサートの感想。とある目撃者の証言としてご覧ください。

12/31 15:00公演

京セラに行く実感がなかったのは、12月が忙しかったからというだけではない。京セラの座席がよく分からず、自分がどの辺りからどんな景色を眺めることになるのか想像もつかなかったということも大きい。
実際に係りのお姉さんに誘導されて辿り着いた席は、想像を絶する「良席」で、席やファンサへのこだわりはない方だが、うちわを持ってこなかったことをそれはそれは後悔した。


OP
会場が暗くなり映像が流れ始めた。
それぞれのメンバーに対する歓声の大きさに驚いた。特に大ちゃんへの歓声の大きさには腰を抜かした。
JUMPが現れた時の割れんばかりの黄色い歓声は、コンサートに来たという感じがして、テンションが上がった。
ウィークエンダー、Come On A My House、JUMPing CAR、Viva!9's SOULと勢いは止まらない。
Ready Goでフロートから降りてきたJUMPを観て、「そういや、ここまで踊ってないな」と思った。

Ride With Me
しかし、次の瞬間、ダンスに引き込まれた。ここで初めて、京セラで年越しのカウントダウンコンサートを夜に控えているということの重大さを感じた。この人たち、これからもっと特別な公演を控えている…そう思ったら、急にJUMPが緊張しているように感じ怖くなった。
急に、体内時計と実際の時間経過がズレていくような感覚がして、普通に見ていたはずのダンスが噛み合わないように感じた。
突き刺さるような主張のある歌詞とは裏腹にJUMP自身はその勢いに置いて行かれているような気さえして、ダンスが緩く見えた。セーブしているように感じ、怖くなって双眼鏡を覗いた。
光くんを見ると、いつもと変わらず、ツアーで見たのと変わらずに踊っていた。
急に広い世界にJUMPがポツンとしているように見えて、変な脆さを感じた。言葉にはできない。よくわからないけど、崩れたらどうしようと思った。なんだったのだろうあれは。

Puppy Boo
そんな気持ちのまま、Puppy Booが始まり、光くんのソロパートが来た。ん?笑顔が少ない?ソロパートでは、ステッキを口元にずっと当てていて、表情を汲み取ることができなかったが、少なくとも弾けるような笑顔はまだなかった。
そんな中、大ちゃんの心から楽しそうなステージング(ステージ上での振る舞いというニュアンス)に釘付けになった。もしかしたら他のメンバーに少し元気がなかったように見えたのかもしれない。でも、目の奥から笑っていて、楽しそうだというのが伝わって来た。大ちゃんはいつもそうやってHey!Say!JUMPの情緒を安定させてくれているな。頼もしかった。


BESTコーナー
お兄さんたちは京セラでもやってくれた。
近年「まだやるんかい」という声も漏れていたが、ここまで来ると「もっとやれ」感。

ガンバレッツゴー
これはずるい。光くんがアイドルだった。めちゃくちゃかわいかった。こんなかわいいことできたんだ?私はびっくりだよ!光くんの可能性無限大だな!好きだ(笑)

Ignition
この公演は薮くんの喉が絶不調を極めていた。薮くんの調子が悪いと私も平常心でいられず、薮くんから目が離せなくなってしまった。夜もこんな感じだったらどうしよう、、、いらんことまで考えてしまう。コンサート中の頭の回転は速い。
「かっこつけるのはかっこ悪いかな」って歌う光くんどこ!!!!!!!!!!
座席的にJUMPの背中を見ていたのだけど、こんなにまじまじとJUMPの背中を見ていたことがないから、背中を見て男子だな~と思ったりした。中でも、光くんの背中は広くて、逞しく見えたりして、光くんの背中をずっと見ていたいな♡なんて思いながら双眼鏡を覗いていた。
私は、八乙女担になる前から光くんがセンターの立ち位置にくるとワクワクしていた。その理由は、きっと背中だった。
JUMPがこの背中を見ているからだ。もっと見ろ、この背中を追いかけてくれ!そんなふうに思った。要は、とっくに私の中で、光くんはHey!Say!JUMPの軸になっていたということだった。

我 I Need you
この曲すごい好きなんだけど、コンサートだと私は流してしまう。曲の展開が速すぎる。
だから、さっきより小さくなったJUMPを見ながら、「あのHey!Say!JUMPのコンサートがこれでいいのか?」とちょっと過小評価したくなった。自分たちに見合ったコンサートをしてくれればいいのになんて思った。いつも新しいファンだの、ずっと応援してきてくれたファンだの、ファンのことを考えてコンサートを作ってくれてるけど、多分ファンである私はJUMPに追いつけていない気がするから、追いつけてない方に合わせるのってすごく勿体ないような気がしたよ。追いつけなくなったら追いかけないからさ、振り切ってくれていいんだよ、なんて。
やまゆとなんて特に。山田くんと裕翔くんはもうスターダムにのし上がり切った感が群を抜いてあった気がして、この人たちに「会いたい」という感情はもうないなと思った。でもJUMPには会いたいし、会えると思っている。そういうこと(どういうことだろう)。

明日へのYELL
山田くんと裕翔くんが花道をメインステに向かってダッシュしていた。「Hey!Say!JUMPの希望だな~」と思った。キラキラしてた。

MC
曲が終わり、横一列に並ぶ。光くんは上手側、薮くんは下手側にいる。
「改めまして、僕たちがHey!Say!JUMPです」と言い終わって、謎の並び替え。光くんは下手に、薮くんは上手に移動。
最初からその並びで並べばいいのでは?謎な動き(笑)やぶひかで挟むはJUMPMCの鉄則ですが、どっちかがいつもと逆に立ったので、自分も逆にというアクションだとしたらひれ伏す。
やまひか好きとしては、セブンくじの話の前に光くんが言った「山田!説明したれ!!」に萌えていた。

MCはじめに裕翔くんが「しゃーない」と言っていた。光くんもくじの話の途中で「しゃーない」と。
あれ?もしかして、JUMP内で「しゃーない」流行ってますか?

光くんがくじ(2回目)で当てたシュシュを車に忘れたとのこと。車まで持ってきたのに、なぜ車に置いて行く!?シュシュなんてすぐどこかに行ってしまいそうなシュシュを車に置いて行く軽率さ・・・ツメが甘い!(笑)

314~時計
この日は終始、表情がなかった山田くん。この曲前も、それはそれは人前に出る顔とは思えない顔をして出てきた。なのに、しゃべると普通。
山田くんはもう不思議な存在になりつつある。
圭人くんと250日くらい一緒にいたと言いながら、歌い始めれば「山田涼介としての覚悟」のようなものを感じさせる。エースとしてセンターとして、とっくに「みんなの山田くん」になった自覚をしたはずなのに*1、誰かのもの(ここでは圭人くんという一人と250日も共にした)というギャップ。一気に山田涼介がわからなくなった。

Fever
踊ってほしかった・・・・

Chau#
踊ってくれ・・・ダンスが得意なグループが踊らないのはなんなのだ!

ヨワムシ★シューター
待ってました!バンド曲。今までベースを弾く光くん見たさに必死に双眼鏡を覗いていたが、たまには遠巻きに見てみようと眺めていたら、ふと、光くんにとってベースは「居場所」なんだろうななんて思った。そのままの意味なんですけど、JUMPでベースが出来るのは光くんしかいなくて、それが光くんの個性であり特技であるのはもちろんなんだけれども、裕翔くんのドラムや伊野尾くんのピアノが上達していくことで、光くんのベースが「JUMP BANDを引っ張る、支える」ものからちゃんと色になって、大袈裟かもしれませんが「アイデンティティ」みたいなものになってきたんじゃないのかなと漠然と。いいなぁ、光くんとベース。

Chiku Taku
光くんの歌いだし、がんばれと思ったけど、楽譜とか音程の数値通りに、たとえいかなかったとしても雰囲気が良くて、パフォーマンスとして最高だと思ってしまいました(甘い)。
でも、1曲を通して、表情は役者でした。さすがでした。これだから光くんはずるい。

Very Very Happy
目の前が雄也だった。世紀末的に綺麗だった。この世の物とは思えないほど綺麗だった。しかし、それ以上でもそれ以下でもなかった。

エンディング
妙に静かだったのが不思議だった。
楽しい時間、空間がちゃんと作られていた。でも、不吉な予感が終始した。
例えばだけど、この後とか、明日とか、明後日とか、近い未来にいきなり誰かが「辞めます!」って言い出すんじゃないかとか、そんなことが起きても「ああ、あれはサインだったのね」と思ってしまうような、ただならぬ空気も少し感じた。なんだろう。きっと、絶対私だけだと思うけれど。
2015年から2016年の瞬間が予測不可能すぎたのと、2016年のJUMPが予測不可能すぎるのがあったんだと思う。

JUMPが先を見据えているのはすごく伝わってきた。明るい未来を切り拓いてやろう、2015年の快進撃をこのまま止めるもんか!そんな気概を持っていることも伝わってきた。でも、目の前のことこそが先に繋がっていると感じてステージに立っている感じがしないような気がしてしまった。私が勝手にブレーキを掛けながら見ているだけかもしれない。
でも、いつだって先のことを見すぎて、生き急いでいるような気がしてしまった。
この間、JUMPの昔の映像を観た嵐担の友人が、「変わらないものなんてない」と言っていたのに対して、「変わっていくのを見せていくのがHey!Say!JUMP」と偉そうに言ってみたことを思い出した。「最新はもう最新じゃない」。それが平成。わかっている。でも、もうちょっとここに居たいと思ってはいけないだろうか?まだ帰りたくないんだ、門限9時がなんだ*2
今ここで、Hey!Say!JUMPを応援している、それが今のHey!Say!JUMPに伝わることがコンサートなのに、そのことが伝わるに、時間がかかるような気がしてしまった。
「目の前のファンを」「目の前のファンと」
ステージに立つ瞬間だけは、「目の前」に広がるものが全てだと思っていてほしいと願ってしまった。
ここはもう「箱庭」なんかじゃない。ドームの中と外に壁などない。頭ではわかってはいる。

今の彼らに見合うコンサートと、「目撃者」としてしか関われなくなったコンサート。
このギャップに切なさを覚えた。勝手に。
未来が明るすぎて、私には見えない。でも、JUMPにはきっと見えている。
だから目の前の楽しい時間がもっとゆっくり過ぎればいいのになと思った。


夜もJUMPに会える。私は目の前のことに全力で浸ろうと思った。





こんなに長くなるとは思わなかった。一旦ここで公開っと。
6500字・・・・もっと長い文章をTwitterで打てるようになるですって!?

*1:各方面に向けて「僕は努力してきた」「がんばってきた」と声にならない叫びのように言ってきたのは多分、自分を理解してほしさの表れだったように思う。

*2:※私に門限があるわけではない

ジャニヲタの鞄の中身〜手持ち鞄編〜

こういうライフハックブログ、流行ったときに私もやりたいと思うものの、私物も一日も、人に見せられるほどの物を持ってない、人に紹介できないほど堕落した生活を送っている!!!!と恥ずかしくなって意気消沈していたのですが、年末、カウントダウンコンサートのため大阪へ、高校生以来となる遠征をし、普段の鞄とは違う遠征仕様になった手持ち鞄の中身を紹介しようと思い立ち、今に至ります。


普段は念には念と、荷物が果てしなく多くなる傾向があり、美容院などで「重い!」と必ず言われるくらい荷物が多い人間なのですが、今回は遠征。使用頻度が少ないものは、キャリーへ(一応持って行くという発想は健在)、必要になったら買えばいい精神で荷物を用意しました。


まずは鞄。

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any sis………any sis!?!?!?←
any FAMだと思って、タグを見たらany sisでびっくりしました(笑)any sisのものだそうです。
大学に入学するときに、リクルートバックを買ってなかったが為に急遽、入学式用に母に適当に買って送ってもらった物。
使うのは入学式以来です。当初持って行こうと思っていた鞄が思いのほか小さく、代わりに部屋中を探したら発見された物です。
大きさは、B5が入るか入らないかなあくらいの大きさ。
本当はもっと小さい鞄で行きたかったのですが、ペンライトが入らなくてこれにしました。
この鞄は、真ん中の金具ひとつで閉めるのですが、他にチャックがないので、金具をしっかり閉めないとすぐ開いてしまい、客席に置いて倒したら中身が出そうだなと不安になる点が、作り的に残念でした。
でも内ポケットが多くて、物をそのまま突っ込む癖のあるガサツな私的には整理するのに助かりました。遠征していた3日間、比較的鞄の中は綺麗でした。




続いて中身。

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実家で撮ったんですけど、北側の部屋でどう頑張っても暗い…そして私物暗い物に限って外側に置かれ背景と同化(苦笑)
これでも荷物減らした方です!!(真顔)


1は、ハンドタオル。
ブランド名は忘れました(おい)
八乙女担ですが、容赦無く猫の描かれた物を持ちます。猫アイテム好きです。光くんごめーん!(大ちゃん風)

2は、ペンライト。
コンサートはペンライトがあれば充分です。しかし、今回のツアーのペンライトは嵩張る…LWMのペンライトとか薄くて可愛くて良かったな…。でも、このペンライトを持って行くしかなかった!

3は、双眼鏡。
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JW感謝祭の時、初めての一人コンサートに浮かれて買ったもの。新宿のヨドバシで店員さんに全部覗かせてもらって選びました。「ドームで、グループ全体を見たいくらいなら8倍で充分。アリーナでも使える」と言われて8倍にしました。今のところ困ったことはありません。舞台にも使えるのでこの子が居ればどんな現場も安心です。

4は、サブバック。
ショップバックです。買ったグッズを入れたり、バックに入り切らなくなった荷物を入れたりするのに使います。
躊躇わず使えるし、何でも入れられるので、普段からエコバックとして持ってます。

5は、現場ノート。
就活で、某都市銀の説明会で貰ったノート。現場ノートはロルバーンと決めていたのでラッキーと思って使っています。
ノートについては、こちらに書かせて頂いたことがあるのでご興味お有りでしたらどうぞ。

コンサートでは、もう団扇を持つということをしなくなったので、ペンライトとボールペン、ノートを手に持ち、双眼鏡を首から下げています。

6は、財布。
駅ビルの中にある鞄屋さんに売ってた財布。写真だと見にくいかもしれないですが、デザインが可愛くて、色もピンクですが派手すぎず甘過ぎず、お気に入りです。

7は、パスケース。
ポールスミス。1.2年前の誕生日に母が買ってくれました。
普段、ブランド志向が皆無な地味なヤツなので、逆に親が「私物が安っぽい」「地味」と言ってブランド物を買ってくれるということがよくあります(笑)ラッキー♪ 

8は、ティッシュケース付きのポーチ
見てお分かりの通り、みんな大好きマリクワ。これは、遠征前日に、サークルの先輩から頂いた物で、さっそく持って行きました。

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中身は、右から口紅、リップクリーム、ファンデーション(全部DHCw)、髪留め、チャック付きの袋。あと薬とか入れてます。
メイクポーチは荷物になるので、朝メイクをしたらキャリーにポイッと入れておきました。

余談ですが、普段はファンデーションして、明るめのアイブロウのせて、チークっていうのが基本。なんならメイクしない時も普通にあります。学校行くだけならメイクはしないことが多いです。
コンサートとか出掛けるときに気が向いたらアイメイクをする感じです。
元が悪いから、メイクにかけるお金と時間が勿体無いと思ってしまうのが本音だけど、以前、資○堂の美容部員のお姉さんに「目がはっきりしていて目力があるからアイメイクは必要ない」って言われて、化粧品売るのが仕事な人にそう言われるんだから本当に必要ないんだろうと思ってしないっていう理由もあります(笑)超余談でした。

9は、手鏡。
祖母が旅行のお土産で買って来てくれたものです。これも最近もらったものです。サイズが大きすぎず小さすぎずちょうど良くて気に入っています。ポーチに入れると出すのが面倒で絶対見なくていいやってなるので(それでも女子か)単独で入れてます。

10のポーチは充電器が入っています。
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ポーチは、端切れで作りました。
ミニーちゃん柄の布なのに、端切れすぎてミニーちゃんが全部切れている←

充電器は、パスケースくらいの大きさなのですが、充電スピードも速く、2.3回充電出来るので重宝してます。

11もポーチです。
レスポの旅行鞄に付いてるポーチです。
鞄は普段学校用とかに使ってます。

中身はこんな感じ。
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チケット入れにしたんですが、使うかもと思って便箋入れたり(結局、バタバタして書いた手紙は家に忘れ、持ってきた便箋で手紙を書くこともなかった)、買ったフォトセとか入れたりしました。ボールペンも念のため2本。下の多色ボールペンは無印のものなのですが、色も良くて、書き心地も良くておすすめです!
今回は新幹線のチケットも入れています。

一人で行動する時はほぼ必ずつけています。高1ぐらいから使っていてカバーの劣化具合が半端じゃないです。
しかもカバー青なのに、本体は赤(笑)。
このウォークマンを買った時は、もちろんまだJUMPにメンバーカラーがなかったので、当時から好きだった櫻井翔くんの赤にしたと記憶しています。でも、当時は赤が嫌いだったので青のカバーにしました。でも、画面の壁紙は山田くんの好きな苺です。意味不明です。

13、最後は手袋です。
これも人から貰ったものです。ANNA SUI
でも、ANNA SUIっぽくなくて気に入ってます。スマホも使えるのでとても便利です。
大阪、想像してたより寒かったので、持って行って良かったなと思いました。


特に変哲のない手持ち鞄ですが、現場に持って行くのはこれだけです。あと、この鞄の中に小さいペットボトルも入れてました。
途中でも触れましたが、うちわは持って行きませんでした。邪魔になるので。でもグッズは買うんだから変わらないなと思いました(笑)しかも、今回席が良くて、うちわ持って行けばよかったかなと後悔しました。うちわ偉大だけど、多分今後も持っていかないだろうと思います。邪魔だし、もう作るのが面倒だなと思ってしまう年頃(年関係ない)。

しかし、人から貰った買ってもらった物が多いな!伊野尾か!(失礼w)
これでも荷物を減らした方だと冒頭でも言ったのですが、泣く泣くキャリー行きになったのは、メイクポーチや、手帳、普段使ってる雑記用ノート、折りたたみ傘でした。

気が向いたらキャリーの中身もやろうかなと思うんですが、実家に着いた途端に中身ぐちゃぐちゃだし、基本ホテルのアメニティ頼みで、特別何か持ってきた物があるというわけでもないのでショボくなると思います。←

その前にコンサートの感想書きたい。
その前に卒論書こう私。


新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。



2015年は、Hey!Say!JUMPにとって飛躍の一年でした。
まさに、9人ひとつずつ部品を持った車が走り出したように、1つ1つがきちんと1歩1歩として返ってくるような実感を感じることができたようなことが多かった気がしました。

個人的には、歩み始めたJUMPの姿に負けじと、とっくに親元も離れて暮らし、成人もしているくせに、今さら「自立」「自律」しようと思った1年でした。


「頭で思い描いたことを実現する」は、常々私が目標にしていることですが、頭で考えているだけで行動しなかったら、無いことと変わらないということだったり、頭の中で考えたことを実現するのに必要な方法とか知識とか実現力のなさを実感したりだったり、自分と向き合うことで痛感できることの多い1年でした。
「自立」や「自律」は私にとっては「理想」だなと思ったので、2016年は、理想に近づけるよう頑張れるときに頑張れて、踏ん張れるときに踏ん張れる人になりたいと思っています。



超個人的な新年の目標でした(笑)




2016年はHey!Say!JUMPとの付き合いかたがきっと変わるんだろうなと思いながら年の瀬を過ごしました。
年末は毎年JUMPのことなど考えられないくらい忙しいんですが、今年の年末の繁忙期は、怖いくらいに自分とHey!Say!JUMPファンの自分が、パキッと区別できたことに驚きました。
そういう切り替えって、これからたくさん求められるだろうなというのはわかっていて、でも、就職活動中は、その切り替えが出来ない自分を不安に思っていましたが、深いところで無自覚のうちに自分が感じてくれていたのかもしれません。

「絶賛モラトリアム」なジャニヲタ生活を続けて来ましたが、ちゃんとHey!Say!JUMPと大人な付き合いが出来そうな予感がしています。
2015年夏の担降りはそのためにあったような気もしています。


「好き」に正直に生きてきた学生生活でしてが、2016年から「好き」と上手く付き合っていかなければいけない気がしています。
でも、きっと私の「好き」に、Hey!Say!JUMPがロングヒットでランクインしてくることにきっと変わりわないと思うので、彼らのこれからを双眼鏡を覗くような距離で応援して行ければ良いのかなと思っております。



ブログも相変わらず何を言いたいんだか分からない文章が続くと思いますが、そんな私の駄文に素敵な感想を持って下さる方々がいてありがたいなあといつも思っています。
2016年もどうぞよろしくお願い致します。



Hey!Say!JUMPにとって、Hey!Say!JUMPのことが好きな皆様にとって、素敵な1年となりますよう心から祈念して、新年のご挨拶とかえさせて頂きます。





映画「グラスホッパー」 感想

映画「グラスホッパー」を観に行ってきました。

私が原作読んでから観に行ったのが悪いと思うんだけど、つまんなかった☆彡(笑)
「巻き込まれ型エンタテイメント」っていう文句がついてた時点で、「なにその全く面白そうに思えないキャッチコピー」って感じはしてたけど、本当に本当に巻き込まれただけだった。蝉と鯨の巻き込まれ方は本当にひどかった。蝉と鯨が死んだ意味。


私は、人を殺すことを仕事にしている人たちが出て来る原作を読んで、不思議と温かさを覚えた。いろいろあったけど、読み終えたときに、今まで味わったことのない温かさを感じたのがとても印象的だったのだ。

その温かさはなんだったんだろうと考えると、一つが槿さん宅での微笑ましいやり取り、もう一つが蝉のかわいらしさだったように思う。

鈴木は「押し屋を追い、居場所を突き止める」という命令で、槿さんを追ったが、彼に嫁子供がいることがわかり、鈴木はフロイラインに押し屋の居場所を教えないでいた。彼が本当に押し屋なのか確かめようと家庭教師を名乗り、槿一家に近づき、その家族と関わっていったわけだが、原作では、その家族とのやり取りがまあ温かく描かれている。
映画でも、そのシーンはあったが、映画では、早々に槿が鈴木の目的に気づいた上で、鈴木と接触するという構造だったので、「この家族は、一家の大黒柱が押し屋という殺し屋だということを知っているのかどうなのか」、はたまた「槿は、鈴木の正体にもう気づいているのではないか」という緊張感を一切持つことなく、話が進んでいた。原作に比べ物足りなさを感じたが、原作を読んで感じた温かさはこういった緊張感とのギャップだったということに気づかされた。
そんな一家とのシーンが短かった分、映画における温かいシーンは、鈴木と百合子のシーンになっていたように思う。
私的には、映画での二人のシーンは、甘すぎたように感じてしまったが、その甘さで、鈴木の抱く復讐心の大きさを印象づけ、観ている人に寺原会長が、息子を殺したのは鈴木だと思わせる要因だと強く思わせ、「巻き込まれ感」を演出したんだなと思った。
原作を読みながら、映画では、予告動画とかにちらっと映るあのかぼちゃの男の子が槿さん家の子供ってオチなんだろうなって思ったら本当にそうだった。原作でも弟くん大活躍だし、あんな幼くしてどうしてあんな任務をちゃんとできるのか、あれ、あの子は助けてもらったって話で良いんだっけ。原作と映画がごちゃまぜになる(笑)そういえば、原作に出て来たのはスクランブル交差点だけで、渋谷指定ではなかったような。
巻き込まれている・・・・・!!!



そして、もう一つの温かさを感じた蝉。
原作の蝉は、なんとなくすごく大人ぶってて一人前ぶってて、でも岩西がいるから仕事が出来ているっていうところとか、そこに対する葛藤とか、人の生死について考えたり、岩西っていう密に関われる人間がいたりとか、物語に出て来る人物の中で、一番人間らしいなと思って、愛おしいキャラクターっていう印象だった。その愛おしさが温かくて、岩西が死んだ時、この子は次の雇い主を探して、ずっとこうやって生き続けるんだろうか、この国のどこかで生きているんだろうか・・・・っていろんなことを考えたけど、そんな必要をかき消すように原作では死んでしまって。うーん、蝉が幸せになるにはきっとこれしかなかったんだなって思ったりしたくらい、山田くんが演じるからっていうのを抜きにしても愛おしいキャラクターだなって思っていて。この役を山田くんが演じるのはすごく楽しみだった。


私はこれまで、俳優山田涼介には期待しないとか、推せないとか、散々いろんなことを言ってきたが、今回山田くんのお芝居を見て、「この人本当にすごい!!」と素直に驚いた。もしかしたら、私が山田担ではなくなった分、良い感じに力を抜いて俳優山田涼介を受け取れるようになったというのも少しは関係しているのかもしれないが、私が原作で好きになった蝉が映画の中でもきちんと存在していて、それはそれは愛おしく感じた。
個人的には、なぜか蝉が一番感情移入しやすくて、蝉の岩西への接し方を見ていると、映画では原作以上に、殺し屋としての蝉っていうのは、岩西ありきで成り立っているんだなっていうのをすごく感じた。原作では、人を殺すときの気持ちを、色が変わる信号に突っ込んだ時の申し訳なさに例えているけど、映画では、もっと人を殺すことに対する葛藤みたいなものを抱えているように感じた。山田くん自身が割と悲しさを持っているタイプだからかな。私がそう見てしまうだけかな。岩西が別の殺し屋を雇って蝉を開放してたら、たぶん彼は人殺しなんてしない気がするように、岩西からの信頼を保つことで自分の存在意義みたいなものを見出しているのかなって。

山田くんが演じたおかげで、私は蝉がより好きになったと思うし、きっと山田くんが演じたことで蝉の魅力がより伝わったんじゃないかなと思う。
耳鳴りを止めるために、ただ一心不乱に人を殺していくあの目とか、集中力とか、全身で返り血を浴びて、手で拭う仕草とかから、むしろ今を生きている感じがして、本で文字を追っているだけじゃ想像できなかった蝉が見れた。


しかし、蝉がすごく美味しすぎて、こりゃ主演食ってしまったなとスクリーンを見ながら思ったが、鈴木と少しも交わることなく物語が進んでいくことで、より鯨とのシーンの迫力が際立っていた気がする。アクションシーンについては、多くのインタビューで山田くん自身も語っていた部分ではあったが、あの目が鯨だけを見ていて、他のものが少しも目に映っていないように感じて、この人の集中力は本当にどうなっているんだと思った。
私は、原作の蝉の死に方が好きだったので、映画の「岩西の敵討ちのために鯨を殺す」という心意気なら、勝ってほしかった。あんなふうに二人で同時に一緒に死んでいくって呆気ない。でも、そのあと、鯨と新しい関係が築けて良いなと思った。

それにしても、初映画で浅野忠信さんや村上淳さんと対等に芝居し合って、しかも引けをとることなく、存在感抜群で、すごく誇らしく思った。
これまで、Hey!Say!JUMPの、ジャニーズの山田涼介っていうのを背負って俳優仕事もしていた山田くんだけど、この作品で、この役で、その壁を破るのはすごくかっこいいと思ったし、お芝居が好きなんだなっていうのが伝わってきて、次に彼に来るお芝居の仕事はどんなものがくるんだろう、下手な作品にはもう出れないんじゃないかと思うくらい、俳優山田涼介に期待が高まる好演だったように思う。


それでも私はやっぱり、アイドルの山田涼介が好きで、踊っている山田くんが好きだから、俳優山田涼介として観たいなと思うものはもうない。とにかく探偵役を抜け出させてあげたい、ただそれだけだったし、探偵役じゃない山田くんもすごいんだなってわかったから、もうこれ以上望むものはない。でも、本人がとにかく恋愛モノをやりたがっているから、近いうちにそういう作品に呼ばれる俳優になってくれたらいいのかなって。
どういうふうにしたら、恋愛モノの作品のお仕事が来るのか分からないけど、山田涼介の恋愛モノに需要がなければ、それは一生実現しないわけで、たぶんきっとGOサインが出にくい状況であることは間違いないと思う。でも、少なくとも私は恋愛モノに挑戦する山田くんを観たいなと思っているよ。



つまらなかったとか言っておきながら、ずいぶんと書き連ねてしまったが、最後にやっぱり、三人と槿を交わらせなったのはどうなのよと思う。
トノサマバッタは密集して成長すると、群集相という変種になって凶暴化する」っていうのを、実に気持ち悪いバッタの映像と共にぶっこんできたにも関わらず、彼らを接触させないし、鈴木に至っては凶暴化せず頼りないまま終わってしまって、何が言いたかったの?って感じは否めなかった。
原作が本当に面白かった分、悔しい感じになってしまったのは残念だった。まあ、あれを2時間にまとめる方が難しいと思うんだけど、「トノサマバッタが凶暴化するのは少ない餌を取り合うため」だとすると、この人たちはなんのために人を殺していたのかということになってきやしないのかという疑問。
原作は、蝉も鯨も最終的に押し屋に方向が向いていたし、そこに向かって三人が絡まって殺し合ってっていう感じたっだきがするけれど・・・まあ、いいか。


来年の3月にも主演映画が控えている山田くん。これも、私が山田担じゃなくなったからだと思うけど、今回の映画の撮影が、『暗殺教室』より前だったってことを考えると、山田くん、いつのまにこんなに強くなったのって驚いた。
山田くんが強くなったんじゃなくて、グループ全体が勢いづいて、肩の荷が下りたのかもしれないけど、今の山田くんは不安要素が少しもなくて、いろんなことが安定してきて良い感じだなと思います。
今までは、山田くんが「エース」「センター」と言われることに、私はすごく抵抗があった。山田くんがそう見られることを望んでいないように見えていたから。でも、今の山田くんはメンバーやファンから「絶対エース」と言われることをしっかり受け止められるようになって、少しでも前に進もうと思っているように思う。
山田担ではなくなってから、私も山田くんを気兼ねなく「エース」と言えるようになった。歌もダンスもバラエティもお芝居も、なにひとつ文句ない、こんなに誇り高きエースは他にいない。山田くんって本当に本当にすごい人なんだ。しかも、「山田涼介まだまだこんなもんじゃない」と次の山田涼介をたくさん見せてくれそうな気もしている。これからの山田くんの活躍が楽しみになったし、山田くんの俳優人生に大きな影響を与えた作品になったと思う。


原作読まずに観ていたら、楽しめたのかもしれないとも思うが、多分原作読んでいなかったら登場人物の多さにさじを投げていたようにも思う。どっちが楽しめたのか分からないが、山田担じゃないからやり直したいとは思わないのが少しさみしい(笑)
光くんがもし何か原作のある作品で映画に出演するとしたら、原作を読まずに観に行こうと思う。でも、光くんが「原作を大事にして演じた」みたいなことを言おうものなら10回くらい読み込んで行くような気がする(笑)。そういうもんでしょう。