門限の9時

だんだん未来広がってく

「Hey!Say!JUMP COUNTDOWN LIVE2015-2016 JUMPing CARnival CountDown」 公演前と31日昼公演


2015年10月22日。「ジャニーズカウントダウン」がフジテレビで中継されることが発表された。
「嫌な予感」がして、こう呟いた。あり得るような気がしたけど、絶対にあり得ない気がしていた。



日付が変わった瞬間だった。「嫌な予感」が当たってしまった。
2015年、Hey!Say!JUMPは十分すぎるくらい充実していた。ファンの私も、こんなふうに簡単に求めずしてJUMPの顔が毎日のように見れる日が来るとは思わなかった。そんな1年の締めくくりにJUMPに京セラでのカウントダウン、任せてもらえないだろうか・・・漠然とそんな希望を抱いていた。そんな日が来たらいいなと思っていた。




私が彼らと初めて出会った時、彼らはまだ中高生だった。誰一人、カウントダウンコンサートのステージに上がれなかった。
つい最近まで、私たちファンと同じところからあのステージを見ていたはずだった。いつか、いつか、でも確実に来るその時を一緒に待っている時間の方が長かった。先輩たちと同じステージに立つことさえ憧れであったはずなのに、そんなグループだったはずなのに、いつの間にか、単独でカウントダウンコンサートをやることになっていた。感情が追いつかなかった。
デビュー2年目、東京ドーム。デビューコンではお客さんの入れることができなかったアリーナ席がHey!SayJ!UMPのファンで埋まった景色に涙したこともあった。かと思えば、サマリーがTDCホールを飛び出してドームスケールで行われたこともあったし、伸び悩み期に決定したドーム公演は、自分たちの力で埋めることが出来ず、後輩グループのFC発足式、他グループの新曲披露、特別座席に天井セットでようやくなこともあった。
2014年には、松本潤くん監修(言い過ぎ)の最高に楽しいドーム公演も行った。

JUMPは、ドームから始まったグループである(上手い言い方が出来ないので察してください。チャンスでありチャレンジである・・・そんな場所)。それゆえ、ドーム公演というのは、目標地点ではなく通過点なのかもしれない。
でも、どれも当たり前ではなかったし、簡単なことでもなかった。だからこそ、今回も、埋められるかなという不安を感じる反面、自分はその場所に行くことができるだろうかという不安も募り・・で、感情がとにかくあちこちと落ち着かなかった。


それから、得体の知れない謎なバタバタ感を感じるFCメールが届き、迷う暇もなく申し込みをしたと思えば、締切り前日に嵐や関ジャニ∞が東京ドームのカウントダウンコンサートに出演することが発表されたことで京セラの倍率が上がるのではないかとも言われた。JUMPは変わりなく、年末の歌番組をこなしていた。各々のレギュラー番組の放送も続いた。
私の12月といったら、私生活が多忙を極めていて、JUMPの露出を追いかけることもままならず、年末のことを考えている余裕がなかった。本来ならば、私も「あれを歌ってほしい、これを歌ってほしい」と妄想をブログやツイッターで繰り広げている人間であるが、裕翔くんの言った「みんなが聴きたい曲」が私のそれと一致しているのだろうかということを気にする間もないまま、12月を駆け抜けた勢いで荷物を詰めて、気づけば新大阪行きの新幹線に乗っていた。

私が入ることができたのは大晦日の2公演。恵まれていると思った。きっとJUMPにとって大事な公演になるに違いない、そして自分は目撃者としてそこに居れることがなんて幸せなことなんだろうと思った。


そんな気持ちで入った2公演だった。
前置きがかなり長くなってしまったが、ここからがコンサートの感想。とある目撃者の証言としてご覧ください。

12/31 15:00公演

京セラに行く実感がなかったのは、12月が忙しかったからというだけではない。京セラの座席がよく分からず、自分がどの辺りからどんな景色を眺めることになるのか想像もつかなかったということも大きい。
実際に係りのお姉さんに誘導されて辿り着いた席は、想像を絶する「良席」で、席やファンサへのこだわりはない方だが、うちわを持ってこなかったことをそれはそれは後悔した。


OP
会場が暗くなり映像が流れ始めた。
それぞれのメンバーに対する歓声の大きさに驚いた。特に大ちゃんへの歓声の大きさには腰を抜かした。
JUMPが現れた時の割れんばかりの黄色い歓声は、コンサートに来たという感じがして、テンションが上がった。
ウィークエンダー、Come On A My House、JUMPing CAR、Viva!9's SOULと勢いは止まらない。
Ready Goでフロートから降りてきたJUMPを観て、「そういや、ここまで踊ってないな」と思った。

Ride With Me
しかし、次の瞬間、ダンスに引き込まれた。ここで初めて、京セラで年越しのカウントダウンコンサートを夜に控えているということの重大さを感じた。この人たち、これからもっと特別な公演を控えている…そう思ったら、急にJUMPが緊張しているように感じ怖くなった。
急に、体内時計と実際の時間経過がズレていくような感覚がして、普通に見ていたはずのダンスが噛み合わないように感じた。
突き刺さるような主張のある歌詞とは裏腹にJUMP自身はその勢いに置いて行かれているような気さえして、ダンスが緩く見えた。セーブしているように感じ、怖くなって双眼鏡を覗いた。
光くんを見ると、いつもと変わらず、ツアーで見たのと変わらずに踊っていた。
急に広い世界にJUMPがポツンとしているように見えて、変な脆さを感じた。言葉にはできない。よくわからないけど、崩れたらどうしようと思った。なんだったのだろうあれは。

Puppy Boo
そんな気持ちのまま、Puppy Booが始まり、光くんのソロパートが来た。ん?笑顔が少ない?ソロパートでは、ステッキを口元にずっと当てていて、表情を汲み取ることができなかったが、少なくとも弾けるような笑顔はまだなかった。
そんな中、大ちゃんの心から楽しそうなステージング(ステージ上での振る舞いというニュアンス)に釘付けになった。もしかしたら他のメンバーに少し元気がなかったように見えたのかもしれない。でも、目の奥から笑っていて、楽しそうだというのが伝わって来た。大ちゃんはいつもそうやってHey!Say!JUMPの情緒を安定させてくれているな。頼もしかった。


BESTコーナー
お兄さんたちは京セラでもやってくれた。
近年「まだやるんかい」という声も漏れていたが、ここまで来ると「もっとやれ」感。

ガンバレッツゴー
これはずるい。光くんがアイドルだった。めちゃくちゃかわいかった。こんなかわいいことできたんだ?私はびっくりだよ!光くんの可能性無限大だな!好きだ(笑)

Ignition
この公演は薮くんの喉が絶不調を極めていた。薮くんの調子が悪いと私も平常心でいられず、薮くんから目が離せなくなってしまった。夜もこんな感じだったらどうしよう、、、いらんことまで考えてしまう。コンサート中の頭の回転は速い。
「かっこつけるのはかっこ悪いかな」って歌う光くんどこ!!!!!!!!!!
座席的にJUMPの背中を見ていたのだけど、こんなにまじまじとJUMPの背中を見ていたことがないから、背中を見て男子だな~と思ったりした。中でも、光くんの背中は広くて、逞しく見えたりして、光くんの背中をずっと見ていたいな♡なんて思いながら双眼鏡を覗いていた。
私は、八乙女担になる前から光くんがセンターの立ち位置にくるとワクワクしていた。その理由は、きっと背中だった。
JUMPがこの背中を見ているからだ。もっと見ろ、この背中を追いかけてくれ!そんなふうに思った。要は、とっくに私の中で、光くんはHey!Say!JUMPの軸になっていたということだった。

我 I Need you
この曲すごい好きなんだけど、コンサートだと私は流してしまう。曲の展開が速すぎる。
だから、さっきより小さくなったJUMPを見ながら、「あのHey!Say!JUMPのコンサートがこれでいいのか?」とちょっと過小評価したくなった。自分たちに見合ったコンサートをしてくれればいいのになんて思った。いつも新しいファンだの、ずっと応援してきてくれたファンだの、ファンのことを考えてコンサートを作ってくれてるけど、多分ファンである私はJUMPに追いつけていない気がするから、追いつけてない方に合わせるのってすごく勿体ないような気がしたよ。追いつけなくなったら追いかけないからさ、振り切ってくれていいんだよ、なんて。
やまゆとなんて特に。山田くんと裕翔くんはもうスターダムにのし上がり切った感が群を抜いてあった気がして、この人たちに「会いたい」という感情はもうないなと思った。でもJUMPには会いたいし、会えると思っている。そういうこと(どういうことだろう)。

明日へのYELL
山田くんと裕翔くんが花道をメインステに向かってダッシュしていた。「Hey!Say!JUMPの希望だな~」と思った。キラキラしてた。

MC
曲が終わり、横一列に並ぶ。光くんは上手側、薮くんは下手側にいる。
「改めまして、僕たちがHey!Say!JUMPです」と言い終わって、謎の並び替え。光くんは下手に、薮くんは上手に移動。
最初からその並びで並べばいいのでは?謎な動き(笑)やぶひかで挟むはJUMPMCの鉄則ですが、どっちかがいつもと逆に立ったので、自分も逆にというアクションだとしたらひれ伏す。
やまひか好きとしては、セブンくじの話の前に光くんが言った「山田!説明したれ!!」に萌えていた。

MCはじめに裕翔くんが「しゃーない」と言っていた。光くんもくじの話の途中で「しゃーない」と。
あれ?もしかして、JUMP内で「しゃーない」流行ってますか?

光くんがくじ(2回目)で当てたシュシュを車に忘れたとのこと。車まで持ってきたのに、なぜ車に置いて行く!?シュシュなんてすぐどこかに行ってしまいそうなシュシュを車に置いて行く軽率さ・・・ツメが甘い!(笑)

314~時計
この日は終始、表情がなかった山田くん。この曲前も、それはそれは人前に出る顔とは思えない顔をして出てきた。なのに、しゃべると普通。
山田くんはもう不思議な存在になりつつある。
圭人くんと250日くらい一緒にいたと言いながら、歌い始めれば「山田涼介としての覚悟」のようなものを感じさせる。エースとしてセンターとして、とっくに「みんなの山田くん」になった自覚をしたはずなのに*1、誰かのもの(ここでは圭人くんという一人と250日も共にした)というギャップ。一気に山田涼介がわからなくなった。

Fever
踊ってほしかった・・・・

Chau#
踊ってくれ・・・ダンスが得意なグループが踊らないのはなんなのだ!

ヨワムシ★シューター
待ってました!バンド曲。今までベースを弾く光くん見たさに必死に双眼鏡を覗いていたが、たまには遠巻きに見てみようと眺めていたら、ふと、光くんにとってベースは「居場所」なんだろうななんて思った。そのままの意味なんですけど、JUMPでベースが出来るのは光くんしかいなくて、それが光くんの個性であり特技であるのはもちろんなんだけれども、裕翔くんのドラムや伊野尾くんのピアノが上達していくことで、光くんのベースが「JUMP BANDを引っ張る、支える」ものからちゃんと色になって、大袈裟かもしれませんが「アイデンティティ」みたいなものになってきたんじゃないのかなと漠然と。いいなぁ、光くんとベース。

Chiku Taku
光くんの歌いだし、がんばれと思ったけど、楽譜とか音程の数値通りに、たとえいかなかったとしても雰囲気が良くて、パフォーマンスとして最高だと思ってしまいました(甘い)。
でも、1曲を通して、表情は役者でした。さすがでした。これだから光くんはずるい。

Very Very Happy
目の前が雄也だった。世紀末的に綺麗だった。この世の物とは思えないほど綺麗だった。しかし、それ以上でもそれ以下でもなかった。

エンディング
妙に静かだったのが不思議だった。
楽しい時間、空間がちゃんと作られていた。でも、不吉な予感が終始した。
例えばだけど、この後とか、明日とか、明後日とか、近い未来にいきなり誰かが「辞めます!」って言い出すんじゃないかとか、そんなことが起きても「ああ、あれはサインだったのね」と思ってしまうような、ただならぬ空気も少し感じた。なんだろう。きっと、絶対私だけだと思うけれど。
2015年から2016年の瞬間が予測不可能すぎたのと、2016年のJUMPが予測不可能すぎるのがあったんだと思う。

JUMPが先を見据えているのはすごく伝わってきた。明るい未来を切り拓いてやろう、2015年の快進撃をこのまま止めるもんか!そんな気概を持っていることも伝わってきた。でも、目の前のことこそが先に繋がっていると感じてステージに立っている感じがしないような気がしてしまった。私が勝手にブレーキを掛けながら見ているだけかもしれない。
でも、いつだって先のことを見すぎて、生き急いでいるような気がしてしまった。
この間、JUMPの昔の映像を観た嵐担の友人が、「変わらないものなんてない」と言っていたのに対して、「変わっていくのを見せていくのがHey!Say!JUMP」と偉そうに言ってみたことを思い出した。「最新はもう最新じゃない」。それが平成。わかっている。でも、もうちょっとここに居たいと思ってはいけないだろうか?まだ帰りたくないんだ、門限9時がなんだ*2
今ここで、Hey!Say!JUMPを応援している、それが今のHey!Say!JUMPに伝わることがコンサートなのに、そのことが伝わるに、時間がかかるような気がしてしまった。
「目の前のファンを」「目の前のファンと」
ステージに立つ瞬間だけは、「目の前」に広がるものが全てだと思っていてほしいと願ってしまった。
ここはもう「箱庭」なんかじゃない。ドームの中と外に壁などない。頭ではわかってはいる。

今の彼らに見合うコンサートと、「目撃者」としてしか関われなくなったコンサート。
このギャップに切なさを覚えた。勝手に。
未来が明るすぎて、私には見えない。でも、JUMPにはきっと見えている。
だから目の前の楽しい時間がもっとゆっくり過ぎればいいのになと思った。


夜もJUMPに会える。私は目の前のことに全力で浸ろうと思った。





こんなに長くなるとは思わなかった。一旦ここで公開っと。
6500字・・・・もっと長い文章をTwitterで打てるようになるですって!?

*1:各方面に向けて「僕は努力してきた」「がんばってきた」と声にならない叫びのように言ってきたのは多分、自分を理解してほしさの表れだったように思う。

*2:※私に門限があるわけではない