門限の9時

だんだん未来広がってく

初主演映画公開前に吐き捨てたいこと

気がついたら3月。まだまだ先の事だと思っていた映画「暗殺教室」の公開が近づいている。ご存知の通り、この作品で山田くんは映画初出演、初主演を飾る。

今まで何度か言及してきたこともあるが、勝手ながら俳優山田涼介に思うことが相変わらず多々ある。結局いつも同じ主義主張に行き着く。そして今も、ただのモンペJUMP担だな(最近聞かなくなりましたねw)と思われるのを承知で指を動かす(筆を取る的な)。

先日、担当について書き散らし山田担宣言をした手前、こんなことを言うのもどうかと思うが、私は俳優・山田涼介を正直応援できない。俳優という側面から山田くんを見た時、どうしようもない絶望感や憎悪の念に苛まれてしまう。先日の記事で「担当である山田くんに興味を向けられない」と言ったが、それも仕方ないのである。俳優のスイッチが入っている山田涼介は素直に応援できない。

私はまさにモンペなのだ。山田くんが外的要因によって悪影響を被る姿は見たくないし、一見好影響に思える外的要因のある部分にすごく敏感で、悪影響と受け取ってしまうこともある。それがこの有様なのだ。山田くんは悪くない、周りが悪いのだ。私の主義主張はこれに尽きる。

去年の夏、山田くんは「金田一少年の事件簿N(neo)」という連続ドラマに出演していた。第1話の放送後、『第2話の前に吐き捨てておきたい気持ち』と題して書き上げた記事があった。きっと少数派のこの感情を不特定多数の閲覧する場所に吐き捨てるのは違うと思って公開せず下書き保存にしたままにしていた。けれど、山田くんの俳優仕事が決まる度に、嬉しい気持ち半分、その下書きを読み返す。その度に「今度はこうじゃないだろうな?」と何かに問いかける。私は俳優・山田涼介に、とにかく期待値が高いのだ。

 

以下、かなり長いが、昨夏公開し損ねた「金田一少年の事件簿N」第1話の感想である。

 

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アイドル山田涼介を応援するのはとても楽しい。でなければ、ここまで担当を続けてこれなかった。それが例え、一ファンのちっぽけなプライドで保たれている楽しさだったとしても、執念だったとしても山田くんを応援するのはどんな時も楽しい。全てが良いことばかりじゃないけれど、結果全て物語として楽しむことが出来るから。だからこそ、全力で悲しんで喜んで怒って泣いて、全てのことが楽しいと思える。私は山田くんを担当していると言い切れる。

 
 
でも、俳優山田涼介を応援するのはあまり楽しくない。なんだか、俳優山田涼介に少しの希望も抱かない、少しの期待も持たない。そう思う。不満というか憤りというか。なんなの。
 
 
まず誤解しないでほしいのは、決して山田くんに対するクレームではない。山田くんの演技が上手くないとか、はじめちゃんじゃないとか、そういうことを言いたいわけではない。むしろ、山田くんを擁護したい。山田くんを守りたかったのであって、山田くん下げをするためではない上で文章を綴っているのは分かってほしい。だって、過去2回のスペシャルも何だかんだ楽しませてもらっていたし、どちらかと言えば、俳優としての山田くんへの期待値は高すぎるくらい高い方だと自負している。むしろ自担は演技が上手い方だとも思っている。
 
 
 
でもずっと、山田くんの演技は上手だとは言えずにここまで来た。上手い方・下手ではないということしか言えなかった。何と比べて?そうだなぁ、ジャニーズかな。今回金田一少年の事件簿N(neo)の1話を観ていて、ドラマの出来以前に山田くんが演技が下手ではないというところから少しも動けてないのがもどかしいと思った、憤りすら覚えた。
 
 
 
ここまで何言ってるのという感じだろうが、そもそも私は、山田くんに対してずっと輝いていて欲しいと思っている。誰かが彼を傷つけようと、どんな重圧と傷を背負っていようと私の見る山田くんはいつもキラキラ輝いていてほしいと思っているのである。今までそれは山田くんの我慢や犠牲の上に成り立っていたものだったかもしれないけど、それでもキラキラしている山田くんが好きだし、今はそこから抜け出して、山田くんが本当の意味でキラキラできる場所を探していってほしいとも思っている。
 
 
でも今回金田一を観ていて、まだまだ山田涼介という俳優は我慢や犠牲の奴隷から抜け出せていないような気がして、俳優山田涼介は輝いてなんかいないと思った。どれだけ主演をこなそうと、どれだけ注目度の高い歴史あるキャラクターを演じようと、ヲタ内外共に評価・賞賛するのはそこばかりで、一番大事な俳優としての彼が注目されて評価をされることがなくて、悲しいと思った。
 
 
 
山田くんは、2007年「探偵学園Q」以来7年ぶりに神木隆之介くんと2度目の共演を果たした。ドラマの放送が始まるとすぐに、ツイッターの私のリア垢でも2人の共演を見た人の「探偵学園Q」を思い出す声が溢れた。「探偵学園Q面白かったな」「あの時山田くんのこと凄く好きだった」「あの時の山田くんが超かっこよかった」
 
 
たしかに、あの時の山田くんは凄かった。あの頃の山田くんが山田くん自身の状況を変え、ジャニーズを変えたと私は思っている。でもそれと同時に、まるで山田くんが過去の人だと言われているようでとても悔しかった。悲しかった。
 
 
 
山田くんは、2007年の「探偵学園Q」以降、7年間で13作ものドラマに出演してきたというのに、記憶に残っているのは山田くんを応援する山田担やHey!Say!JUMPファンの中だけで、この7年間に山田くんが背負って崩れそうになって、逃げ出しそうになりながら作り上げて来たものって一体どこへ行ってしまったのだろう。そう思ってしまった。
 
 
 
それだけじゃない、共演した神木隆之介くんにも「探偵学園Q」から同じように7年間という時間があった。神木くんはこの7年、14本のドラマと10本を超える映画に出演して、俳優としてのキャリアを確実に積んできた。もちろん山田くんはアイドルで神木くんは俳優でという違いはあるけれど、一度は同じ作品で素敵なライバル関係を見せつけられた身としては、正直「7年で開いた差」を認めざるを得なかった。
 
 
1話を見て、その差を強く感じた。
なんでこうなったんだろう、なんでこんなに違うんだろう。なにが違うんだろう。私が待ち望んでいたQクラスの再演はこんなはずではなかった。とにかく何かが違う。山田くんと神木くん、2人の共演も、山田くんがそこで連続ドラマの、13年ぶりの金田一の主演を張っていることも、山田くんが美しいとか、うまく言えないが、はじめちゃんではなく山田くんに対する声に溢れたTLの流れも含めて、なんだが凄く嫌だった。違うと思った。トリックとか、原作に忠実とか、そんなのどうでもよくなった。とにかく、7年ぶりに神木くんと共演したことで、今まで見えていなかった、見ないふりをしてきた、進んでいるようで全く進めていない俳優山田涼介にとうとう気がついてしまった。
 
 
 
言葉を選ばないと単に批判しているみたいに取られそうで、言いたいことが上手く伝えられないのだけど、とにかく今この山田くんの言葉が突き刺さる。
 
 
役者としての目標は、特にない。というか、自分はまだそういうことを考える段階にいないと思ってる。まずは、もっと演技力を磨いて、多くの人に役者だと認めてもらえるラインに立つことが大事。だから、今はチャンスをもらえればどんな役にも全力でぶつかっていきたい。(中略)それくらい俺は演技の仕事に対して意欲的だし、そこは誰にも負けない自信がある。
 
 
山田くんが一番分かっているんだよ。自分がまだまだ役者として認められていないことに、これだけ主演を務めてきたのに、役者として評価されていないことに誰よりも気づいている。
 
 
何度も言うようだけど、私は山田くんに演技のセンスがないとは少しも思っていない。ダンスだって歌だって、始めたばかりの頃に比べたら別人かと思うくらい上手くなった。彼を見てきた人なら誰でもわかっている。山田涼介という人間は努力という名の才能を誰よりも持っている人だと。だからこそ、映画も決まっているのにこんなところでくすぶっている山田くんがもどかしいし可哀想だと思った。
 
 
私はとにかく山田くんには早く探偵役から卒業させてあげたい。いろんな役を、いろんな作品の中にいる俳優としての山田くんを見たい。応援したい。獄門塾のときも散々書き散らしたけど、俳優の山田涼介も担当したい。7年間、ドラマの数と主演の数はこなしてきたかもしれないし、それなりに楽しく観させてもらってきたかもしれない。でも、探偵役以外の引き出しがあるのかないのか、7年見てきて分からないっていうのが寂しい。
 
山田くんは悪くない。どんな作品にもチャンスだと思って、責任を持って取り組んでいたのは痛いくらいに伝わってきている。演技の仕事が、現場が好きなのもわかる。役者としての向上心も持っている。だからこそ、山田くんが演技に対してこんなに強い思いがあって、いろんなことを吸収したいと思っているのに、結局何度も探偵役で、同じ時間枠に閉じ込められているのが許せない。7年で提供してくれたコンテンツの数や質に文句はない。でも、それは俳優として山田くんを成長させているのだろうか。ひとつひとつこなして来た事で、俳優山田涼介の評価は、認知はどれだけ上がったのだろうか。私にその実感はない。私は焦っている。神木くんより遅れをとっていることに、数多くの同世代俳優の台頭に、そして、俳優・中島裕翔のブレイクに。
 
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今回、山田くんは探偵役ではない。
私の見たい俳優・山田涼介が見れるといつも以上に期待が高まる。
高嶋政伸さん、椎名桔平さんに役者魂を評され、菅田将暉くんという「役者バカ」な俳優さんから刺激を受けた。
俳優・山田涼介の担当になるには今しかない。
 
 
高校生役以外に時代劇に挑戦した知念くん、実年齢を追い越す勢いで役と共に成長している裕翔くんや舞台で死ぬ気で自分の演技と向き合う機会を貰えるBESTを正直羨ましく思う。そういう意味での楽しさが、俳優・山田涼介にはまだない。全て山田くんありきの作品だったとは言え、事務所のため、グループのため、と俳優仕事として与えられた役でないことの方が多かったように思う。
 
 
公開を控える2作の映画で、山田くんはどんな演技を見せてくれるのか、楽しみで仕方がない。
俳優として歩き始めるのはきっとここからなのだ。
 
 
山田くんはいつも一生懸命だった、一生懸命に作品を背負い、役に取り組んできた。
痛いほど分かる。でも、周りの大人はそれを評価しなかった。いつまでも探偵役。探偵役の山田くんに需要があるとも思えないし、山田くんのファンが探偵モノ好きとも思えない。そんな違和感の中でお芝居をする山田くんは、どんなことでも吸収しようと成長しようと懸命だった山田くんは、報われなさすぎて、見たくなかった。
 
歌や踊りの時のようにキラキラしてほしい。でも周りがキラキラさせてくれない。それなら俳優・山田涼介に期待しても無駄だな、いつも戦略染みた俳優仕事なら応援できない。いつもそう思ってきた。絶望したし、憎しみや怒りすら覚えた。
 
 
今度こそ、山田くんの本気を受け止めてくれる作品になると信じたい。ただそれだけ。