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門限の9時

だんだん未来広がってく

強い君も弱い君も全部見てるから、君の見ている景色を私にも見せてほしい

親愛なる八乙女光くん、25歳のお誕生日おめでとうございます。
あなたを担当すると決めてから、季節がふたつも過ぎました。
思えば、衝動的だったのかもしれません。
でも、今まで見ていたはずの景色が180°変わりました。


まず、私が知らなかった世界を見せてくれてありがとう。




当初、12月2日に投稿するつもりで書いていた別記事がありました。
その名も「八乙女光24歳 ベストパフォーマンス10選」。
その記事を書くために24歳の光くんが魅せてくれた歌唱パフォーマンスを何度も何度も見返していました。
どの曲でも、どの歌番組でも、必ず光くんはカメラ割りがあり、見せ場がありました。
私が山田くんを担当していた時から、それは変わらずあったはずでした。



当たり前だったのです。当たり前すぎたのです。
歌割があり、カメラ割りがあり、見せ場があることが。
誰の目にもきちんと入り込む存在であったことが。



同時に思ったことは、「この人は、主人公じゃない」ということでした。
どのメンバーより恵まれた立ち位置にいると思います。
でも、彼は1番になれないし、きっと彼自身もそれを分かっているのだろうということでした。


でも、それは、決して悲しいことではないとも思いました。
だって、みんな光くんが頼りなのです。心のどこかで、「光くんがいるから」「光くんなら」と思っているはずだからです。周りが抱えきれないものを全部受け止めてきました。


求められているということだと思うのです。必要だということなのです。そこに立っていてほしいということなのです。


だから、「強く」あれと思ってしまうし、光くん自身は「努力しなきゃいけない」と思うのです。
「光くんができないなんて」「光くんならできる」
悪気もなく周りは光くんをそういう目で見ます。


山田担だった私は、今までそういう目で光くんを見る側でした。
でも、光くんを担当するようになって、そういう視線を感じる側になりました。



光くんにだって、できないことや分からないことの一つや二つある。
以前の光くんは、そんな自分の「弱さ」をなくそうと努力をしてきました。
「弱い部分を隠して強い武器だけで戦う」ことが求められていることに応えることだと。


でも、光くんは自分で気づきました。「強い武器を捨てて、弱い武器だけで立ち向かう」こともありなのだと。
自分で気づける人だから、「光くんは大丈夫」だと思ってしまうのです。
自分で気づいて、自分で乗り越えて、自分の手で自分を変えることができる人だからです。


光くんの表現はいつも難しくて、すくってもすくっても砂のようにこぼれ落ちていきます。
去年、光くんからこの言葉を受け取った時は、「良いこと言うな」で終わってしまったけれど、今私が感じることは、「良いところも悪いところも全部含めて自分で、全部個性なんだ」ということです。



2人で話すときって、俺が一方的に音楽やバンドの話を語っちゃってることが多いから(笑)、今度は2人きりでゆっりごはん食べながら、裕翔の話をたっぷり聞きたいな。絶対、裕翔の頭の中は面白いと思うから。(smartパンフレット)


かつて、光くんが裕翔くんに宛てた言葉です。最後の「裕翔の頭の中は面白いと思うから」の一言は、「弱さ」の認め方を覚えた光くんでないと言えない言葉だと思いました。

普段の生活の中で、人は見えているもので全てを判断しがちです。初対面で、会話が弾まないから、気が合わなそうだから、断片的な情報だけで、判断して、本当に面白いものを、本当に良いものを見過ごしてしまいがちです。もちろん、ひとつひとつにゆっくりじっくり時間をかけていられるほど、毎日は暇じゃありませんし、「もしかしたら」「まさか」な希望的観測に賭けるより、もっと分かりやすいものを探すほうが楽です。
でも、光くんからしてみれば、武器は強いものだけじゃなくて、弱いものも武器。*1だから、希望的観測に賭けることができると思うのです。それは、自分のことを上手く人に見せられない人にとってはすごく嬉しくて心強いことだと思うんです。


誰だって、自分らしく、自分の思い通りになる場所が居心地が良いに決まっています。そういう場所をみんな求めるから、そういう世界が少しでも広く続いてほしいと思うから、人を傷つけてしまうし、領土を侵してしまう(規模がでかい)。




光くんはラジオで、中学2年生の時、いじめにあっていたと告白しました。決して重たい空気ではなく、いつもの口調で。
当時の光くんは、いじめに耐えられるほど自分は強くないから、いじめを終わらせるために、靴を隠そうとしているいじめっ子に「なにしてんだー」と話かけに行ったと言っていました。いじめっ子は、光くんのことが気に入らなかったのでしょう。だから、自分の居心地の悪さを取り払おうとしてしまった。でも、根本的に光くんは、「好き嫌いはよくない」という考え方をする人。

居心地の悪さを嫌わないし、居心地の悪い世界を否定しない、そして居心地の良い世界に満足しない。
私は、光くんが「弱いから」という意味が分かるような気がします。


光くんは頼りにされる人です。必要とされる人です。期待値が高く求められる人です。
本当に強い人は、どんな世界も居心地良く生きれる人で、居心地の良い世界とは、自分を認めてくれる世界だったり、自分を理解してくれる世界のことだと思います。
光くんにとってJUMPや芸能界はきっと居心地の良い世界です。でも、仲間には、ここがもっと居心地の良い場所になればいいと思っている子がいれば、居心地の悪い世界を嫌う子がいる。そういう世界は、光くんの満足できない居心地の良さなのではないかと思います。
「ここはもっと居心地の良い世界だ」という希望的観測を、希望のままで終わらせない。
彼の使命は、きっと居心地の良い世界を守り、広げて行くこと。


「蒼い蒼い地球の為 そう皆の為」

彼の頑張りで、素敵な世界が広がりますように。彼の光で、世界が輝きますように。
そして、25歳の彼に沢山良いことが訪れますように。
心から願っています。

強い君も、弱い君も、全部見逃したりしません。
だから、君の見ている景色を私にも少し見せてください。同じ景色を一緒に見れたら幸せです。


八乙女光くん、25歳のお誕生日おめでとうございました。

*1:「弱い武器」って自己評価が高いのか低いのか、自信があるのかないのか・・・(笑)