門限の9時

ここに無い魔法 帰りの電車

晴れ舞台を待つ君へ


日本アカデミー賞授賞式の放送がもうすぐ始まる。
君はどんな気持ちでいるのだろう。



「良い表情」をした君が見たい。


凛とあれ、私は君が誇らしい。


ずっと誰よりも前を走らされて来た。
こんなに一生懸命に走る必要ある?
って毎日思ってた。

でも、走り続けてくれてよかった。
君が走り続けて来てくれたから
すごい景色が見えようとしている。

君が走る必要はなかったかもしれない。
君じゃなくてもよかったかもしれない。


でも、君じゃなかったらきっと辿り着かなかった。
君だから走り続けてこれた。


ただただ誇らしい。
ただただ君の勇姿をずっと見ていたい。


だから、今なら言える。
これからも真っ直ぐ走り続けてほしい、と。