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門限の9時

だんだん未来広がってく

輝くとは

自担の誕生日なのに何を書けばいいのか分からず、ツアーの申し込みもしておらず、気がつけば時間だけが経っていた。

 
 
「彼と彼の大好きなグループが輝ける世界が続きますように」
 
昨年も一昨年も、この言葉を贈った。
これが私の願いだ。記憶を辿っても、いつだってこう願っていた。
 
好きとか大好きとかじゃ、
言葉が足りないし、
胸の中全部が言葉に出来ないのが
悔しいけど、
明日もあさっても来年も10年後も
ずっと輝き続けて。
(2010/5/9 17歳誕生日)
既に眩いばかりの輝きを放つ人に、輝けと言うのもおかしな話かもしれない。
 
 
2010年5月3日、横浜アリーナ
山田くんはステージ上で、「頑張り過ぎないことを頑張る」と言った。スポットライトを浴びる16歳の山田くんは美しかった。輝いていた。
 
山田くんが美しいと感じること、輝いていると思うことは皮肉なことだと思った。暗闇の中、山田くんだけが明かりに照らされていたあの瞬間は、当たり前の中の異様さを感じた。
 
可哀想に思えたのかもしれない。胸が痛かった。でも、その景色を全部含めて好きだと思った自分もいた。
どんな時でも、ステージで1番最初に山田くんを探したいと思った。努力も、我慢も苦しみも辛さも悲しさもやり切れなさと報われなさも、嬉しさも楽しさも幸せも、山田くんを取り巻く全ての感情を取りこぼしたくないと思った。
 
山田くんの姿や気持ちに私がすぐに気づけるように、輝いていてほしいと私は思っていた。
 
 
同じ世界に、同じ時代に、
生まれてこれて良かったです。
もっと輝いていいよ。
死ぬまでついていくから。
(2012/5/9 19歳誕生日)
 
2012年5月4日、横浜アリーナ
Hey!Say!JUMPへのメッセージを書いた紙で折鶴を作った。
 
「感動した」
「ありがとう」
「これからも頑張って」
 
それぞれ書いて3つの折鶴にした時、ドラマや映画などで聴いたことのあるようなフレーズが浮かんで来た。
 
 
「君の夢は僕の夢だ」
 
 
山田くんが頑張っている姿を見て、私も頑張ろうと思ったことなんて数え切れない程あった。
どれだけJUMPの曲を聴いて元気になったか、どれだけJUMPの存在に救われたことか、思い出せない程ある。
JUMPを通じてどれだけ沢山の人に出会ったか。
 
ファンとして存分に楽しませてもらってきた。好きだと思ってファンになってから、もらったものが多すぎて、散々嫌になっても離れるに離れられなくなった。
 
9人になった、シングルが1年出せない時期があった、日曜昼の冠番組が長続きせず終わっていった。思い描いていた道と違うような苦しい時期が続き、大丈夫なのかと思うような不安な時期が到来し、私はいつからか夢や理想を押し付けていた。もっと輝いてと。
 
でも、ファンは何も出来ないし何も変えられない。受け取るのが唯一の役目だった。
 
Hey!Say!JUMPは折鶴と共に海を渡る。
遠くに行ってしまうような気がしたが、まだ早いような気もしたが、彼らがそれを望むなら私も応援しようと思った。そうするしかなかった。
 
 
いつだって願うのは、山田くんがHey!Say!JUMPが、輝くことだ。
そしてそれは、出来るだけ本人の意思に沿った形であれといつだって願っている。
 
 

(2013/5/9 20歳誕生日)

 

 

2013年8月、「Johnnys' film festa」を観て、山田くんに待ち受けるであろう壁を感じた。
 
私は誰よりも山田くんが一番、これから壁にぶつかるんじゃないかと思っている。今まで、自分よりグループのために、センターに立ってきた人だから、グループの中で誰よりも「何でも出来ることを求められて来たと思うし。山田くん本人は「デビューを目的にやってたわけじゃないしね」とJr.時代を語ってる。デビューに執着していたわけじゃなかったからこそ、デビューしてから悩んできたことも多いと思うし、これから個性や特技を求められるようになって、自分には何ができるだろうって壁にぶつかって上手く前に進めなかったりするのかもと思う。
(フィルフェスとJUMP - 門限の9時)
 
この後、メンバーの個人仕事が増えた。グループとしては、ガラリと方向性が変わった年だった。
 
 
2014年、山田くんは「1人の仕事も楽しいと感じるようになった」と言っていた。

これまで、山田くんにとって1人の仕事は楽しいことではなかったということだ。周りの個人仕事が増え、グループに何かを還元していくのは自分だけではなくなった。

山田くんは、そんなHey!Say!JUMPの2014年の姿を「しっかり息をしていた」と表現した。自分の頑張りを「努力と思われなくてもいい」と言い切った。

 
グループの為の頑張り方しか知らなかったアイドルが、自分の輝き方、自分らしい輝き方を求めてようやく歩き出した。
私は今の山田くんをそんな風に感じている。
 
 
山田くんは、バカ正直で、バカ真面目で、バカ真っ直ぐで、バカ不器用。
Chau#の笑顔がハジけていてとっても素敵だったのに、メイキングでわざわざ自分から「寝不足でテンション高かったからだ」とか言わなくて良いこと言っちゃうし。
レスリングで負けたのに、PK決めてくれるんじゃないかと何故か期待しちゃうし、PK外したのに、後ろ向き綱渡りを決めてくれるんじゃないかと何故か期待しちゃうし。
小中学生向けの雑誌でもガチなテンションで語るし。
JUMPのためにJUMP背負って頑張って来たのに、そんなJUMPが心の支えになってるし。
 
 
分かってる。みんな、山田くんの事も気持ちもしっかり分かってる。
でも、山田くんは誰よりも自分が思ってることを1ミリのズレもなく相手に理解することを強く要求する。
それは、自分の愛情もそうだし、グループに対してもそう。自分だけ違うこと、自分と違うことを凄く嫌がって来た。
自分の感覚を押し付けるし、変わらない部分はずっと変わらない。
 
でも、だから、愛される。
みんな山ちゃんが好きだから分かろうとするし、山ちゃんの言葉の意味を100理解したいと思う。
 
山田くんが頑張れば頑張るだけ、頑張る人が増える。
山田くんが悩めば悩むだけ、守ろうとする人が増える。
山田くんの一挙一動、一言一句は、人を動かす力がある。
 
だから、酷なことを言うようだけど、やっぱり今よりもっと、今日より明日の方が輝いていてほしいと思う。
 
全部、山田くんがバカがつく程、正直で真面目で、真っ直ぐで、不器用だってみんな分かってるからだよ。
JUMPがいないと、みんなで一緒にって思うだろうことを知っているからだよ。
 
山田くんが分かってほしいと訴えてきたからみんな山田くんを分かることが出来たんだよ。
 
今の山田くんも好きだし、応援している。
でも、やっぱり酷すぎるかもしれないけど、不安定な山田くんが好きかもしれない。アイドルとしては100点だけど、人間としては不完全な山田くんが良いのかもしれない。
 
 
輝ける世界が続くことはもう祈らないことにする。
山田くんが、輝ける世界を作っていける世界になることを願おう。
でも、多分一人じゃダメになっちゃうから、ずっと山田くんのことを見ていてあげてください。
今の山田くんはそれだけで大丈夫なはずです。「努力と思われなくてもいい」はそういう意味なんだと思います。
 
アイドルの教科書があるとしたら、代表的な1人として名を連ねる人。面白いのはアイドルスイッチをオフにした素の本人がそのテキストを読んだら、先生に「ここ大事!」と言われた部分に線を引かず隅っこに落書きしていそう。そのくせハイスペックなアイドル力を持っている。
 
山田涼介くん、22歳のお誕生日おめでとうございました。