門限の9時

ここに無い魔法 帰りの電車

Hey!Say!JUMPの楯

私が思うに、Hey!Say!JUMPにおけるやぶひかの存在というのは、ディズニー映画「眠れる森の美女」のフィリップ王子が妖精たちより与えられた楯や剣なのだと思う。
王子が馬にまたがり、オーロラ姫の眠る城までのイバラ道を進んでゆく時に使うやつだ。
 
 
2人はまさにHey!Say!JUMPの楯になり、剣になり、Hey!Say!JUMPを守り時には戦い続けて来たように感じている。
そして薮くんと光くん、本人たちもまた文字通り矛と盾のような存在。
 
 
 
2人のことを、JUMPになってから知るということは知らないことと同値であるということに気づいたのは最近のことだった。
 
 
「やぶひか」という楯と剣は、楯と剣になるまで様々なことを乗り越えてきた。楯と剣に守られて育ってきた。そんな存在だった。
私はそれを知らない。楯と剣のように当たり前に振る舞う2人の姿しか知らない。それは、いつまで経っても、知らないということに変わりはないのだ。
 
幼い2人の姿を見てそう感じた。
 
 
 
薮くんは、楯と剣、どちらかと言えば、楯の役割をずっとして来てくれていたように感じる。
JUMPの楯となり、JUMPを守ってきたからこそ、山田くんや他のメンバーがのびのびとやって来られたと思っている。
 
 
でも、多くのメンバーやファンはそれを当たり前に感じ過ぎていると漠然と思う。
 
 
薮くんの背負っているものは、守ってくれているものは途方もなく果てしない。
そう思いながら聴く「切なさ、ひきかえに」はただただ切ない。
 
 
 
25歳。
17歳だったあの頃、どんな姿を想像していたか分からなけど、思い描いていたデビューとは違うのかもしれないけど、私はあなたに感謝しかない。
 
 
Hey!Say!JUMPの楯になって、Hey!Say!JUMPをまだまだ守っていてください。
 
 
遅くなってしまいましたが、薮くん、25歳のお誕生日おめでとうございました。