門限の9時

ここに無い魔法 帰りの電車

キラキラした時代

いきなりですが、私は中学、高校と吹奏楽部に所属していました。(はい、ジャニーズ全然関係ないです、今回)

なので先日、母校の定期演奏会をお手伝いがてら見に行ってきました。



なんか…いいな。いいな。


久しぶりに集まった同級生、先輩方と現役部員の姿を見ながら羨んでいました。今思えば、というか、自分の現役時代から思っていたことですが、高校時代が自分の全盛期でした。もう、あんなに輝けない。私にもあんなにキラキラした時代があったんだなって、思い出になってるのが切ない。



って、皆で話しました。
しかも、定期演奏会後のOBOGの飲み会で。
高校時代あんだけ一生懸命やってた先輩が酒を飲んでいる…年取ったなあ。

で、高校時代は良かった。大学なんて楽しくないって、口を開けばみんなして(笑)



現役時代、本当に一生懸命すぎてなんかもう、楽しすぎた。自分たち青春してたなってまさに思っていたもん。


戻れるなら戻りたい、高校時代に。
高校時代もがっつりジャニヲタやってたけど、それなりに恋もしていたし、部活の仲間が本当に良くて、楽しかった。本当に、高校時代は本気で「私、今山田に負けないくらいキラキラしてる」って思ってた(笑)


だからこそ、私は今まで、自分がキラキラしてたのは楽器を吹いていたからだと思っていた。でも実際は、あの吹奏楽部で、あの仲間とだったからキラキラしてたことに遂に気づいてしまったのです。楽器を吹くのは、もちろん楽しい。だから大学でも結局吹奏楽を続けてる。でも、高校の楽しさは越えられないし、高校みたいにキラキラできない。キラキラしたいと思って楽器を吹いてる人たちの集まりではないから。じゃあ、なんでサークルの人たちは楽器を吹いてるんだ?本気で疑問に思えてきて…


「音楽好き」「吹奏楽好き」

嘘でしょ?って思う。キラキラしたいと思わないの?CDやどっかの演奏見本にして練習するだけで、自分たちらしさとか、このバンドらしさとか考えないの?


私の高校の吹奏楽部は、自分たちらしさが出せなきゃ平気で顧問を敵に回せるとこだった(笑) その代わり、ステージの上ではジャニーズバリにキラキラできた。吹奏楽は団体競技ってそういうことだろうと思ってたし、私。上手い下手とかじゃなくて、楽しい楽しくないかだろってずっと思ってた。
でも、そういう時間とか思い出を共有してきたからこそ、高校時代の仲間は特別だし、高校時代の仲間の素晴らしさを痛感してしまったら、大学のサークル仲間なんて薄っぺらいなって思えてくる。


大学の人間関係なんてそんなもんだけど、せっかく吹奏楽という共通点で巡り会えたんだから、もっと楽しく思えたらいいのにな。高校時代至上主義な私が言ってもしょうがないし、他の皆はこれで楽しいのかもしれないけど(苦笑)


でも正直、大学のサークルは目標とか目的とかイマイチわかんないし、そのわりに変なとこ厳しいからよくわからない。


ダメだ、これサークルの愚痴だ。



話を戻すと、高校時代の仲間は本当に一生ものな気がする。
この人たちを超える仲間に大学で出会えるとは到底思わないし、もはや期待していない。しかも、高校時代の仲間は皆が皆そう思ってるから凄い(笑)


でも、これだけキラキラ出来る環境は、吹奏楽やってても珍しいんじゃないかと本当に思う。年も違ければ、演奏会でやった内容も違うのに、皆が同じ思い出を持ってて共有出来るって凄いことだと思う。


そんな仲間と久しぶりに集まって、久しぶりにキラキラした時間を過ごした気がします。
自分が自分らしくいれて、ここにいるときだけは、自分が凄く好きになれる。そういう場所が大学でも見つけられたらいいなと思うし、今のサークルは、私にとってのそういう場所じゃないのかなって真面目に考え始めているのです。