門限の9時

ここに無い魔法 帰りの電車

「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件」、無事終わりました。

1/12(土)、待ちに待った山田涼介の金田一が放送されましたね。

まだ7月だったと思います。4代目の金田一少年を我らがHey!Say!JUMPの山田涼介が演じることになったという情報を聞きました。

山田本人も「先輩方の金田一を超えたい」と意気込んでいました。

噂によれば、原作者のラブコールによって実現したそうで。しかも、そのラブコールも山田が「探偵学園Q」に出ていた時から約5年越しの金田一だったのだと聞きました。そして次々顕になる詳細は、私の想像を超えるものでした。

大ちゃんが後輩役、香港が舞台、金田一20周年、日本テレビ開局60周年記念特番、アジア各国同日放送、アジアのスターが出演、山田のソロデビュー・・・


えええええええええ!?!?!?!?!?


どんどんいろんなものが積み重ねられてるぞ・・・・
正直なんで、山田にいろんなものを貼り付けるんだ、パンクするぞ、と思ったりしたんですが、乗り越えてくれたからこそ、完成した4代目金田一少年だったのかな、と思っています。

日中関係がよろしくない時に、ちょうど重なってしまった香港ロケ、心配で心配で仕方なかったですが、共演者の方々に助けられながら頑張ってくれたんだな、と思っています。

山田自身は、堂本剛くんの初代の衣装を着、原作の髪型を再現し、ルックス面でも今までで一番原作のはじめちゃんに近づける気合いを見せてくれた反面「金田一少年」のプレッシャーが相当のしかかってしたんでしょうか、自分の「先輩を超える」という言葉に負けそうになってしまっていたのか、わかりませんが、JUMPaperで弱気な言葉で気持ちを吐露していたこともありました。

舞台に立ち続けながらの番宣も精力的にこなしていた姿に願うことは、「成功」の二文字だけでした。
日本テレビも、原作者も、事務所も、ファンも、山田涼介という人間に期待をしているというのが、放送前からひしひしと伝わってきたので、私は「報われてほしいな」と、あとは数字がついてきてくれれば嬉しいな、なんて思っていたんです。


実際、視聴率が発表されましたが、14.8%という数字でした。過去の金田一と比べるとかなり低い数字ではありますし、私ももう少しいくかな、という印象でしたが、山田はどう思ってるのかな。わたしは、それでも山田の頑張りを称えます。山田の頑張りを非難する言葉は聞きません。

それもこれも山田を成長させてくれたに違いありません。


作品自体は原作が漫画ですし、漫画を読んだ身としては、原作をそのまま再現していた印象です。あとからいうのも変ですが、形状記憶合金も、ホテルからシンの部屋の死体の移動も、無理があるだろうと思いました(笑)ツッコミどころは満載でしたね。

意外に山田の金田一が良かったという意見も多かったのは嬉しかったです。佐木くんもね!やっぱりストーリーとかそっちがもっと良くなったところが多かったと思います。


これ、連ドラするとかしないとか、あくまで噂ですけど・・・美雪役はお願いだから川口春奈ちゃんのままでお願いします!!!