「陽だまりの彼女」 感想
昨日、「陽だまりの彼女」を観てきました。
ちょうど都会に出る用事があったので、映画の開始時間5分前くらいにチケットを買って、とりあえず急いでトイレ行って、初めて行った映画館なので、スクリーンまで迷って・・・着席した瞬間電気が消えるという駆け込み映画鑑賞でした。しかも一人。
見終わってしばらく余韻から抜け出せなかったです。
ちょっと「Q10」っていうドラマに似てるなって思った。
恋愛映画だけど、ファンタジーって感じ。
キュンキュンするし、幸せな気持ちになるけど・・・いろんなことに気づいてしまうとこれで良いのかな~って考えちゃう。
不思議な感情でした。
潤くんの演技良かったな。私の知らない潤くんがいました。
こんな顔するんだ~って。上野樹里ちゃんも可愛かったし、上野樹里ちゃんの役の中学生時代を演じてた子も超美人で可愛かった!
潤くんの役の中学生時代を演じてた子のしゃべり方が、Jr.の松村北斗くんにめちゃくちゃ似てた(笑)
仏教に輪廻転生って概念があるけど、私はその言葉がぐるぐる脳内を駆け巡ってました。
誰しも一度や二度、生まれ変われるもんなら生まれ変わりたいって思ったことがあるはず。
もっとお金持ちに生まれてきたかったな、とか。頭良く生まれ変わりたいなとか。
生まれ変わったらこうなりたいなとか。
自分を変えたいけど、今までの記憶や思い出は残しておきたい。
だって、生まれ変わった後の世界にJUMPがいなかったら私は嫌だし。
それは冗談だけど(笑)
でも、JUMPを好きになって応援している今、JUMPを知らない自分を想像できないし、生まれ変わってもJUMPがいる世界に生まれたいと思うみたいに、自分のこういう部分は残しておきたいってあると思う。
だから、輪廻は苦って表現されるんだろうし、そこから解脱して成仏しなさいってことだと思うし。
って考えると、出会ったことや好きになったこと以上に、認識した記憶がどれだけ大事なことかって思うんですよ。
忘れられたら、忘れちゃったら悲しいな。って。
きっとこの映画でも、真緒が浩介に助けられた瞬間からもうすべてが決まっていたんだなと。
だから純愛映画じゃない現実的な感じがちょっとグサッときたりもしたんですが。
すごい空想論っていうかふわふわしたこと言ってて自分で恥ずかしいんですけど、
多分好きとか嫌い以前に、忘れたくないって思う時点で多分それは愛だなって思いました。
結局、映画の最後で、浩介は真緒のこと忘れてしまったのか、私にはわからなかったけど、生まれ変わっても浩介と出会った真緒は、やっぱり浩介に対して無償の愛があるんだろうなと。
だから私もJUMPのこときっと一生愛していくな、と思ったし、周りの人のことをもっと好きになれそうだなと思いました。
・・・・・私、本当に何言ってるんだろう(苦笑)
ちょうど、最近のハロプロの曲で“愛”について言及している歌詞も多く
愛について考える良い機会(?)でした。
いろいろ考えてしまうエグさもあったので、もう一度見るには意外と重厚感のある映画に感じました。
良い意味で期待を裏切られた良い映画でした。
ハロプロ愛を語る歌詞
たった一人を
納得させられないで
世界中
口説けるのたった一人を
不安にさせたままで
世界中
幸せにできるの(What is love/モーニング娘。)
愛ってもっと斬新
愛ってきっと執念
愛ってそんな崇拝的じゃないんじゃない(愛ってもっと斬新/℃-ute)
本当に誰かを守りたけりゃ
他人の目なんて気になんない
常識感覚とか言うけど
主観によるだろう
煩悩 本能
自分を信じて行くしか無い
愛の軍団(愛の軍団/モーニング娘。)
愛はきっと罪深い
愛されたい 愛されたい
愛はもっとほろ苦い
愛されたい 愛されたい
愛されたい!
「愛ってそんな崇拝的じゃないんじゃない」なんてアイドルが歌う歌詞を超えてますよね。
だから余計に響くのかもしれないですけど。
愛ってなんだろうね。